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入院中にお見舞いをいただいた、結婚式に出席いただいた「目上の方」にお礼状を出したい。

けれどお礼状の書き方が分からない。

そんな方のために「1月の時候の挨拶」の例文も入れて、個人的なお付き合いの方へ心のこもったお礼状の書き方を紹介します。

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入院見舞い、目上の方へのお礼状

時候の挨拶で好感度アップ!

入院が長くなったときなど退院を待ってからというのも時間が経ち過ぎちゃいますよね?一筆、お礼状を送りたいときに参考にしていただきたい例文です。

入院中のお見舞いのお礼状には時候の挨拶をつけて出したほうが、お礼状をもらった方もより丁寧な気がして嬉しいものです。

時候の挨拶は他のお便りにも応用できますので、ぜひ参考にしてくださいね!

例文中の「皆様」は状況に応じて「皆々様」、「皆様方」に変えてください。

月ごとに例文が違いますから他の月の例文も一読してください。参考になると思います。

1月 入院中お見舞い金品を頂いている場合

拝啓 寒中お見舞い申し上げます。

厳しい寒さの中、ひだまりのような福寿草に心温まる季節。

お元気でご活躍のことと拝察いたします。

さて、私事ですがこのほどの入院に際しては、御多用のところわざわざお見舞いを賜りありがとうございました。

また、結構なお見舞い(品)まで頂き、心よりお礼申し上げます。

おかげさまを持ちまして、〇月〇日には退院の運びとなり、もうすでに現状でできる業務においては行っております。

他事ながらご休心ください。

本来ならば、参上しご挨拶申し上げなければならないのですが、略式ながらご報告かたがたお礼申し上げます。

皆様の健康とますますのご発展をお祈り致します。 敬具

お正月気分

変則的な場合

お見舞い金品を頂いていない場合は黄色いマーカー部分を除いてください。

業務に復帰していない場合は復帰または出社する予定日、あるいは自宅療養をする場合には

「もう少し療養してからこれからのことを考えたいと思っております」

などの文章に変えるといいと思います。

1月変則的な場合の例文

拝啓 新年を迎え、新たな気分でお過ごしのことと思います。

日頃は何かとお世話になり、本当にありがとうございます。

さて、私事ですがこのほどの入院に際しては、御多用のところわざわざお見舞いを賜りありがとうございました。

おかげさまを持ちまして、1週間後には退院の運びとなり、〇月〇日頃には出社の予定でございます。他事ながらご休心ください。

本来ならば、参上しご挨拶申し上げなければならないのですが、略式ながらご報告かたがたお礼申し上げます。

皆様の健康とますますのご発展をお祈り致します。敬具

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1月 目上の方(会社の上司)結婚祝いのお礼状

披露宴で祝辞をもらっている上司

拝啓  寒中お見舞い申し上げます。厳しい寒さの中、ひだまりのような福寿草に心温まる季節。お元気でご活躍のことと拝察いたします。いつも何かとお世話になり、誠にありがとうございます。

このたびは、お心遣いをいただきまして心からお礼を申し上げます。

披露宴ではご祝辞を賜り、その上このような素晴らしいお祝いのお品をお贈りくださり、大変恐縮いたしております。

お忙しい合間を縫ってお品を選んでくださり、ありがたい気持ちでいっぱいでございます。

我が家にはもったいないほどのお品でございますが、家宝にすべく、いつも家をきれいに保ち大切に飾らせていただきます。

ここ数ヵ月は、結婚式の準備などで慌ただしく、あっという間に時が過ぎていきました。

仕事の上でもご心配をお掛けしたこともあったことと存じますが、温かく見守ってくださり感謝しております。

結婚式を終え、ようやく落ち着いてまいりました。

これからは、家庭を大事にしながらもより一層仕事に力を入れてまいりますので、今後もご指導ご鞭撻のほどお願い申し上げます。

なお、気持ちばかりの内祝いをお送りいたします。どうかご笑納ください。

まずは書中にてお礼といたします。敬具

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時候の挨拶 1月編

1月時候の挨拶の例文

二十四節気の「小寒(1/5~6日頃)」や「大寒(1/20~21頃)」を使う場合は毎年日にちが違うので暦で確かめてください。

また「新春の候」は明確な区切りはありませんが、正月7日前後までの期間に使ってくださいね。

「〇〇の候(こう)」は男性が使い「〇〇のみぎり」は女性が使うと良いとされています。

同じ文字なんですけどもね。

漢字は男性的、ひらがなは女性的という昔からの習慣です。

  • 大寒の候(みぎり)、皆様にはますますご繁栄の事とお喜び申し上げます。(1月下旬)
  • 小寒のみぎり、皆様にはますます御発展のこととお喜び申し上げます。(1月上旬)
  • 新春の候、皆様にはますますお元気でお過ごしとのことと存じ上げます(1月上旬)
  • 新春の候、ますますご繁栄のこととお喜び申し上げます。(1月上旬)
  • 新年を迎え、新たな気分でお過ごしのことと思います。(1月上旬)
  • 初春にふさわしく、のどかな天気が続いています。(1月上旬~中旬)
  • 正月気分がようやく薄れ、またいつもの毎日が戻ってまいりました。(1月上旬~中旬)
  • (以下はいつでも使えます。)
  • 例年にない寒さでございますが、皆様にはいかがお過ごしでしょうか。
  • 例年にない寒さでございますが、ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
  • 例年になく温かい日が続いております。皆様にはますますご健勝のこととお喜び申し上げます。
  • 例年になく温かく、ますますご健勝のほどお喜び申し上げます。
  • 厳寒の候、皆様にはおかわりなくお過ごしのこととお喜び申し上げます。
  • 極寒の候ではございますが、皆様にはますますご繁栄の事とお喜び申し上げます。
  • 寒さ厳しきおりから、皆様にはご健勝のこととお喜び申し上げます。
  • 寒さ厳しきおりから、皆様にはますますご繁栄の事とお喜び申し上げます。
  • 寒中お見舞い申し上げます。
  • 風花の舞う今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
  • 時下ますますご健勝のほどお慶び申し上げます。
  • 時下ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
  • 時下いよいよご壮健のことと拝察申し上げます。
  • 時下ますます御清栄のこととお喜び申し上げます。

時候の挨拶の後には感謝の気持ちを入れましょう!

感謝の気持ちを入れる言葉

  • 「いつも格別なお引き立てを賜り厚くお礼申し上げます。」
  • 「何かとお心にかけて下さいましてありがとうございます。」
  • 「いつも一方ならぬお力添えにあずかり、誠にありがとうございます。」
  • 「いつもお世話になり、誠にありがとうございます。」
  • 「いつもご指導いただき、」
  • 「この度はひとかたならぬご尽力をいただき、」
  • 「日頃は何かとお世話になり、」
  • 「いつも何かとお世話になり、」
  • 「誠にありがとうございます。」
  • 「本当にありがとうございます。」

色々な組み合わせであなたの気持ちにぴったりな感謝の言葉を伝えてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

時候の挨拶を入れることによって、お礼状にもっと気持ちを入れることができます。

お礼状を受け取った方たちにもあなたの礼儀正しさが伝わると思います。

感謝の気持ちも大切に、これからのお付き合いも大切にさせてくださいという誠意も伝えたいですよね。

ひじきママひじきママ

ひじきママでした。

最後まで読んでいただいてありがとうございます。

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