花粉症を改善したり、風邪予防などの免疫力にもパワーを発揮するレンコンは、むくみ予防、便秘対策、老化防止、美容にも効果があるんだとか!
レンコンをそのまま粉にして、すぐに使えるすぐれもののレンコンパウダー!
レンコンパウダーのすごいパワーの秘密を解明しちゃいます。
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レンコンの効果効能はすごいけど・・・
おいしいレンコンの見分け方
レンコンの1度目の旬は2月~3月で栄養価も高くなり一番おいしくなる季節です。
8~9月に採れるのは早生れんこんと言われています。
2度目の旬は10月ですが、ほとんどが泥の中に12月まで置かれ正月の料理用に市場に出回ります。
レンコンを少しでも長く保存するためには、新鮮なものを選ぶことが基本です。
新鮮なレンコンの特徴は、皮の表面に艶があり少し黄色味を帯びた薄茶色で色むらやキズが少なく、デコボコが少ないもの。
レンコンの表面に艶がなくなっているものは乾燥して古くなっています。
レンコンの形はふっくらきれいな丸みがあり、できるだけ真っ直ぐで太いものがおいしいです。
レンコンを持ってみてずっしりと重いほど水分を含んでいて新鮮です。
さらにしっかりとした固さがあれば食物繊維も豊富なれんこんだと言えます。
不自然に白いレンコンは漂白してあり食感も味も落ちていることが多いです。
カットして断面が見えるレンコンは、穴の中が黒ずんでいれば古いので避けます。
レンコンの穴の大きさもチェックして大きさが均一なものを選んでください。
すぐに使わず保存する場合は、断面が見えないもの(節に近いところで切ってあるもの)選びましょう。
レンコンの保存方法
レンコンは常に水の中で成育するので、光や空気や乾燥は極端に嫌います。
レンコンの保存方法は暗いところで乾燥させないことがポイントです。
ひと節丸ごとのレンコンは、湿らせた新聞紙で包み、密閉できるポリ袋に入れ、カットしたレンコンは、ラップで包むか密封容器に入れて冷蔵庫(野菜室)で保存します。
レンコンを1ヶ月ほど保存したい場合は、冷凍庫で保存しましょう。冷凍する前にレンコンを厚めにカットして少し加熱した後、水気を切ってから新鮮さを保つためラップなどで包み冷凍保存してください。
注意点
レンコンの水煮は気をつけないと中国産のものがたくさん出回っています。
中国産のレンコンは漂白されているものがあります。水煮など加工されているものは原産地を確認し国産を選んだ方が安心ですね。
水煮のレンコンも冷蔵庫で保存してください。
開封後はできるだけ早く使うようにしましょう。
それと、レンコンは根菜類と呼ばれていますが「地下茎」であり、根菜ではないんですよ~。
なぜレンコンパウダーがいいの?
レンコンはその部位によってシャキシャキ感やほくほく感など違った食感が味わえておいしいですね。
でも、新鮮で美味しいレンコンを見極めるのも至難の業(?)忙しい人にはかなり面倒な仕事になっちゃいます~!
しかもレンコンは美味しいだけじゃなく、体調を良くする効果がたくさんありますから毎日食べたいですね。
昔はレンコンは薬膳として気を増す食材として古くから使われてきました。
いくら健康や美容のためにいいとは言え、毎日レンコンを食べるのには無理がありますよね?
レンコンを生のまま使おうとしても季節によっては置いていなかったり、高価だったり毎日使うことはむずかしいですね?
そこで活躍するのがレンコンを粉状にしたレンコンパウダー!
パウダー状ならいつでも簡単にレンコンの栄養素をとることができますよね。
レンコンの効果効能はそのままにレンコンパウダーで料理に使ったりそのままお湯に溶かして飲んだり、そんなレンコンパウダーのくわしい効果効能、効果的でおいしくとれる食べ方を紹介しますね。毎日の健康に役立ててください。
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レンコンパウダーで美容と健康生活
レンコンパウダーは栄養が濃縮
レンコンパウダーは乾燥してあるので、レンコンの栄養と効能が濃縮されています。
重量は1/10になり生のレンコンの100gがれんこんパウダーなら大さじ1杯くらいで摂取できます。
レンコンは1日100gくらいの量を食べれば美容や健康に効果があると言われています。
それほど多くはないですが、毎日食べるのはさすがに無理がありますよね?
でも、レンコンパウダーなら大さじ1杯でレンコン100g相当の健康成分がとれるんです。
レンコンパウダーは自宅で生のレンコンを乾燥させ粉末にする方法もありますが、レンコン自体が結構高いのでわが家では市販品を利用しています。
レンコンの産地で加工、商品化されたレンコンパウダーがインターネット通販のほか、自然食品のお店、デパートの健康食品売り場などで販売されています。
毎日大さじ1杯のレンコンパウダーで驚くほど免疫力がアップします。
ぜひ、毎日の食生活に加えてください。
わが家の定番!レンコン湯
昔から風邪気味でのどの痛みや咳を鎮める効果があるとして飲まれていたレンコン湯ですが、わが家では健康飲料としてレンコンパウダーは毎日の習慣になっています。
レンコンパウダーを少し冷ましたお湯に溶かして、その日によってレモンやシナモン、生姜パウダーなどを入れると飽きずに美味しく飲めます。
蜂蜜などの甘みを入れると小さな子供さんでも飲めますからぜひ試してくださいね!
おすすめのレンコンパウダーは通販が便利?
せっかく健康のためにレンコンパウダーを摂るのであれば安心して食べられる完全無農薬栽培のレンコンパウダーをおすすめします。
我が家では熊本県八代で栽培され加工されたレンコンパウダーを通販で購入しています。
在来種のレンコンを使用していて味もよく食べやすいレンコンパウダーなので安心して食べてられます。他にもいい商品がありますので「レンコンパウダー 無農薬 通販」で検索してみてください。
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レンコンパウダーで免疫力アップ
レンコンのすぐれた健康効果
- 疲労回復、滋養強壮
- 胃腸の保護
- 粘膜を強化し病原菌から守る
- 老化防止、美肌に有効なビタミンC
- 腸内環境を整える食物繊維
- ポリフェノールの抗酸化作用、止血作用、脂肪肝を改善
- 高い抗酸化作用でガン予防
- 花粉症などアレルギー症状の緩和
- 咳止め作用
- カリウムで高血圧予防
- むくみを予防などなど・・・
今では花粉症にいいと評判になっていますね?
わが家では、レンコンパウダーをずっと使っていたためか花粉症やアレルギーには縁がありません。
疲労回復、滋養強壮
昔から夏バテなどの疲労回復や滋養強壮にもレンコンが効くと言われてきました。
レンコンが夏バテなどの回復に役立つといわれているのは、ムチンの成分の栄養価が高いからということです。
ムチンには脂質の分解やたんぱく質の消化をうながす働きがあるそうです。
レンコンは肝機能を高める働きもあると昔から言われていますね。
レンコンにはビタミンCも豊富ですから、ストレスなどの精神的な疲労で体調を崩している時にも役立つでしょう。
科学的な根拠も知らない昔の人たちがレンコンを薬のように扱っていたのにはおどろきです。
胃腸の保護、粘膜を強化し病原菌から守る
レンコンの粘り成分のムチンには消化を助ける働きがあります。
またムチンには胃の粘膜を保護する機能があり、ムチンのネバネバには胃炎や胃潰瘍などを回復する効果もあると言われています。
ムチンとはムコ多糖類の一種です。ムコ多糖類とは最近よく聞くことばですが、多糖類のガラクタンやマンナンがたんぱく質とくっついたもので、水溶性食物繊維の一種です。
レンコンを切ると糸を引きますが、あの粘り成分がムコ多糖類なんですね。
今そのネバネバのムコ多糖類の健康効果がとても注目されています。
ムチンは腸の粘膜バリアも強くしてくれます。
レンコンのネバネバの中にムチンがたっぷり含まれているんですから腸の健康のためにもレンコンは毎日摂りたいです。
このムチンは水溶性の成分なのでレンコンパウダーをお湯でとかしたレンコン湯がとても便利です。熱に弱いという性質がありますからぬるめのお湯で溶かすのがいいです。
腸には全身の免疫細胞の70%近くが集まっています。
腸の粘液バリアを強くして病原菌から身体を守るためにも簡単にできるレンコン湯を毎日とるといいと思います。
老化防止、美肌にビタミンCとタンニン
ビタミンCは、髪の毛や爪、肌のハリや潤いを保つコラーゲンやヒアルロン酸を作るためには無くてはならない成分です。
メラニン色素の生成を抑え、肌を白く保つなど女性にうれしい美肌効果があります。
体内では作れないビタミンなので、外からの補給が大切です。不足すると、肌だけでなく体内老化の原因になってしまいます。
ビタミンCは、熱に弱いというイメージがありますが、レンコンのビタミンCはでんぷん質で守られているので少しくらい加熱しても大丈夫です。
タンニンは緑茶などにも含まれているポリフェノールの一種です。
レンコンは切って放置しておくと切り口や穴の中が黒くなりますが、この黒ずみの原因こそがタンニンの仕業なのです。
こんなタンニンですが決して悪者ではなく、タンニンには抗酸化作用の働きがあり細胞の酸化を予防して老化防止に一役買ってくれています。
レンコンのタンニンは血管や筋肉の老化予防に加えてお肌の老化防止にも役立つので、シミやシワが気になる方はたっぷり摂ってくださいね。
腸内環境を整える食物繊維
食物繊維は、からだの中で消化吸収されることがないのでどれだけ食べても太らない成分です。
血糖値の安定や整腸作用、肥満予防の働きがあると今とても注目されています。
水に溶けない不溶性食物繊維と水に溶ける水溶性食物繊維の2種類あります。
両方ともバランスよく摂取することが大切で特に水溶性は腸内環境を整えてくれるので積極的に摂りたい成分です。
レンコンは、不溶性と水溶性食物繊維の両方をふくんでいるので、便秘予防には理想的な食品だと考えられます。
不溶性食物繊維の働きは、便のかさを増やして腸を刺激して排便をうながしますが、多すぎると便が固くなり逆に便秘をまねいてしまいます。
水溶性食物繊維の働きは、腸内の善玉菌である乳酸菌やビフィズス菌を増やし、腸内環境を良い方向に整えてくれます。
ですから不溶性と水溶性食物繊維の両方が必要なのでレンコンパウダーがぴったりなんですね。
それと便秘は苦しいだけでなく、お肌にもよくありません。
便秘になると腸の中に古い便や老廃物が溜まってしまいます。
それらが腐敗してくると今度は有毒ガスを発生させます。
腸内の有毒ガスはやがて血液中に溶け出してしまい全身を流れていきます。
最後には皮ふや呼気から有毒ガスが出てきます。
吹き出物や肌荒れは便秘が原因で起きることが多いのです。
レンコンの整腸作用で腸内環境を整えれば、肌荒れを改善する効果も期待できます。
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ポリフェノールの抗酸化作用、止血作用、脂肪肝を改善
<抗酸化作用>
レンコンのポリフェノールの一種であるタンニンとビタミンCの栄養機能として抗酸化作用があることは何度もお話しましたね。
抗酸化作用とは、紫外線などのダメージから細胞が酸化(サビて)してしまうのを守る働きのことです。
結果、老化防止につながるのです。
その他にも抗酸化作用にはたくさんの健康に良い作用があります。
くわしく見てみましょう。
<鼻血も止める止血作用>
昔から鼻血が出た時はレンコンのすりおろし汁を脱脂綿に含ませて鼻に詰めると出血が止まると言われてきました。
これはレンコンのタンニンには抗酸化作用の他に血管収縮作用があるからだと考えられます。
そのためレンコンのすりおろし汁には止血作用がありますが、食べることでも炎症をおさえる作用も期待できるそうなんです。
慢性的に鼻血がでやすい人はレンコンパウダーを摂ることで炎症をおさえて鼻血が出にくくなる効果が期待できますよ。
<ポリフェノールで脂肪肝の改善>
レンコンにはタンニンの他にプロアントシアニジンというポリフェノールも含まれています。
これが脂肪肝の予防、改善に役に立つそうです。
脂肪肝はお酒を飲む人がなりやすいというイメージがあるかもしれませんが、そんなことはありません。
お酒を飲まない人でも脂っこいものや甘い物、麺類などの炭水化物が好きな人にも多い病気です。
こんな人たちほど、レンコンパウダーで脂肪肝を予防することをおすすめします。
高い抗酸化作用でガン予防
レンコンには数々の素晴らしい栄養素が含まれています。
- ビタミンCの抗酸化作用
- タンニンの抗炎症作用と抗酸化作用
- ムチンの粘膜保護作用
- 食物繊維の整腸作用
これらのレンコンの栄養素に、大腸がんの予防の可能性があると期待が集まっています。
活性酸素を除去して免疫力を高めることがガン細胞の増殖を抑える一番の方法です。
それにプラスしてレンコンの様々の栄養素でがん予防が期待できるのですから、ストレスの多い人ほど、毎日のレンコンパウダーでガンに備えてほしいですね。
他にも抗酸化作用があるビタミンEやβ-カロテンが多い食材を摂ることでよりガン予防を強化することができます。
例えばオリーブ油や亜麻仁油、ブロッコリー、人参、トマト、魚介類を組み合わせて調理するといいですね。
花粉症などアレルギー症状の緩和
レンコンパウダーで最近、一番注目されているのは花粉症などアレルギー症状の緩和への働きです。
花粉症に効果があるのはポリフェノールの一種であるタンニンの抗酸化、抗炎症の働きに加えてムチンの作用だと言われています。
タンニンの抗炎症作用や血管を収縮させる働きによって、花粉症などアレルギー症状を和らげ、ムチンの粘膜保護作用が鼻や喉の粘膜を守っているようです。
また、豊富なビタミンCで免疫力がアップするので、活性酸素をやっつけてアレルギー症状を緩和する相乗効果が期待できます。
レンコンパウダーが花粉症改善に良いと友人にも教えてあげましたが、身近なレンコンパウダーで花粉症対策ができたら最高だと言っていました。
咳止め作用
ムチンの作用とポリフェノールの一種であるタンニンの抗酸化、抗炎症の働きが咳に効果があると言われています。
レンコンのすりおろし汁には咳止めの効果があると昔から民間療法では風邪薬の代わりに使われてきました。
レンコンパウダーをお湯で溶かす「レンコン湯」は同じ効き目が期待できます。
カリウムで高血圧予防
カリウムの作用は過剰になったナトリウムを尿と一緒に体外に排出することで、血圧を下げると言われています。
カリウムは水に溶け出しやすいミネラルなのでレンコンパウダーで摂るほうが無駄にならずに済みます。
生だと調理する過程でカリウムが水に溶け出すことが多いですからね。
カリウム不足で脱力感・食欲不振・精神障害の原因となると言われます。
カリウムの1日の摂取目安量は約2gです。レンコンパウダー大さじ一杯当たり440mgほどのカリウムが含まれているので4,5杯分ということですね。
むくみ予防
レンコンパウダーのカリウムでむくみ予防が期待できます。
カリウムには余分な塩分や水分を排出して体内の水分調整をする働きもあります。
「夕方になると靴がきつくなる」
「朝起きた時に顔がむくんでいる」
そんな人には本当におすすめです。
濃い味の料理を好む人は塩分の摂り過ぎでむくみやすい傾向にあります。
むくみを放置して体脂肪がセルライト化しないように、その日のむくみはその日のうちに解消しておきたいですね。
そのためにもレンコンパウダーを毎日摂って不要な塩分を排出してむくみ予防してください。
レンコンパウダーの花粉症と老化防止、美容にも!
今回はスーパー食品として昔から利用されてきたレンコンについて説明してきました。
生のレンコンとほぼ同じ栄養成分のレンコンパウダーは花粉症だけでなく、老化防止にも美容にもガンにもうれしい効果がたくさんあることが分かりました。
今まで、なんとなく続けてきた「レンコン湯」にこれほどのパワーがあったことには改めて驚きです。
以前、ご紹介した生姜パウダーとも相性が良いのでぜひ「レンコン湯」を試してくださいね。
レンコンパウダーは栄養素は生のレンコンとほぼ同じ、しかも乾燥して粉になっているので手軽に毎日使えます。
片栗粉の代わりにとろみ成分として使ったり、ハンバーグやつみれのつなぎに使ったりと色々なお料理に使えます。
レンコンパウダーは味も香りもそれほどしないので本当に使いやすいです。
そのままお料理にふりかけても美味しく仕上ります。
健康と美容、時短料理にも大活躍すること間違い無しのレンコンパウダー、毎日の習慣にしていただけたらと思います。
「経験者は語る」ですね(笑)

最後まで読んでいただいてありがとうございます。
ひじきママでした。
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