入院中にお見舞いをいただいた、結婚式に出席いただいた「目上の方」にお礼状を出したい。
けれどお礼状の書き方が分からない。
そんな方のために2月の【時候の挨拶】の例文も入れて、個人的なお付き合いのための心のこもったお礼状の書き方を紹介します。
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入院見舞い、目上の方へのお礼状
時候の挨拶で好感度アップ!
入院が長くなったときなど退院を待ってからというのも時間が経ち過ぎちゃいますよね?入院中に一筆、お礼状を送りたいときに参考にしていただきたい例文です。
入院中のお見舞いのお礼状には時候の挨拶をつけて出したほうが、お礼状をもらった方もより丁寧な気がして嬉しいものです。
時候の挨拶で季節感もプラスできていい感じに仕上げてください。
時候の挨拶は他の手紙文にも応用できますので、ぜひ参考にしてください!
例文中の「皆様」は状況に応じて「皆々様」、「皆様方」に変えてください。
2月 入院中お見舞い金品を頂いた場合のお礼状
拝啓 残寒の候、〇〇様には風邪など召されずにお過ごしでしょうか。いつも何かとお世話になり、誠にありがとうございます。
さて、私事ですがこのほどの入院に際しては、御多用のところわざわざお見舞いを賜りありがとうございました。
また、結構なお見舞い(品)まで頂き、心よりお礼申し上げます。
おかげさまを持ちまして、1週間後には退院の運びとなり、〇月〇日頃には出社の予定でございます。
他事ながらご休心ください。
本来ならば、参上しご挨拶申し上げなければならないのですが、略式ながらご報告かたがたお礼申し上げます。
皆様の健康とますますのご発展をお祈り致します。 敬具
変則的な場合
お見舞い金品を頂いていない場合は黄色いマーカー部分を除いてください。
入院中であっても業務に復帰している場合は
「もうすでに現状でできる業務においては行っております。」
まだ、自宅療養の必要なときには
「もう少し療養してからこれからのことを考えたいと思っております」
などの文章に変えるといいと思います 。
2月変則的な場合の例文
拝啓 清らかな香り漂う梅花の候、ご清祥のこととお喜び申し上げます。
この度はひとかたならぬご尽力をいただき、誠にありがとうございます。
さて、私事ですがこのほどの入院に際しては、御多用のところわざわざお見舞いを賜りありがとうございました。
おかげさまを持ちまして、1か月後には退院の運びとなりましたが、もう少し療養してからこれからのことを考えたいと思っております。
他事ながらご休心ください。
本来ならば参上しご挨拶申し上げなければならないのですが、略式ながらご報告かたがたお礼申し上げます。
皆様の健康とますますのご発展をお祈り致します。敬具
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2月 結婚式で祝辞をいただいた目上(上司)の方へのお礼状例文
時候の挨拶で季節感を!
拝啓 残寒の候、〇〇様風邪など召されずにお過ごしでしょうか。いつも何かとお世話になり、誠にありがとうございます。
このたびは、お心遣いをいただきまして心からお礼を申し上げます。
披露宴ではご祝辞を賜り、その上このような素晴らしいお祝いのお品をお贈りくださり、大変恐縮いたしております。
お忙しい合間を縫ってお品を選んでくださり、ありがたい気持ちでいっぱいでございます。
我が家にはもったいないほどのお品でございますが、家宝にすべく、いつも家をきれいに保ち大切に飾らせていただきます。
ここ数ヵ月は、結婚式の準備などで慌ただしく、あっという間に時が過ぎていきました。
仕事の上でもご心配をお掛けしたこともあったことと存じますが、温かく見守ってくださり感謝しております。
結婚式を終え、ようやく落ち着いてまいりました。
これからは、家庭を大事にしながらもより一層仕事に力を入れてまいりますので、今後もご指導ご鞭撻のほどお願い申し上げます。
なお、気持ちばかりの内祝いをお送りいたします。どうかご笑納ください。
まずは書中にてお礼といたします。敬具
2月の時候の挨拶の例文
二十四節気の「立春(2/4日)」や「雨水(うすい 2/18~19頃)」を使う場合は注意が必要です。
「〇〇の候(こう)」は男性が使い「〇〇のみぎり」は女性が使うと良いとされています。
同じ文字なんですけどもね。
漢字は男性的、ひらがなは女性的という昔からの習慣です。
- 雨水の候、ますますご健勝のこととお喜び申し上げます。
- 清らかな香り漂う梅花の候、ご清祥のこととお喜び申し上げます。
- 残寒の候、〇〇様には風邪など召されずにお過ごしでしょうか。
- 梅のつぼみもふくらみかけてまいりました。
- 本格的な寒さが身にしみる頃、風邪などひいてみえませんか。
- 一年で一番寒さの厳しい時期、春の便りが待ち遠しいですね。
- 立春の候、ますますご繁栄のこととお喜び申し上げます。(2月上旬)
- 梅のつぼみもまだ堅いようですが、ますますご清栄のほどお喜び申し上げます。(2月上旬・中旬)
- 梅のつぼみもまだ堅いようですが、皆様にはますますご清栄のほどお喜び申し上げます。(2月上旬・中旬)
- いくらか寒さもゆるみ、ますますご健勝の事とお喜び申し上げます。(2月中旬・下旬)
- 向春のみぎり、いよいよ御清祥のこととお喜び申し上げます。その後おかわりございませんでしょうか。(2月中旬・下旬)
- 余寒なお去りがたきおりから、皆様お元気でお過ごしでしょうか。(2月中旬・下旬)
- 余寒なお去りがたきおりからますますご発展の事とお喜び申し上げます。(2月中旬・下旬)
- いくらか寒さもゆるみ、皆様にはますますご健勝の事とお喜び申し上げます。(2月中旬・下旬)
- 向春のみぎり、いよいよ御清祥のこととお喜び申し上げます。(2月中旬・下旬)
- 雪の消え間に黒い土が見えはじめてまいりましたが、皆様ますますご健勝のこととお喜び申し上げます。(2月中旬・下旬)
- 雪の消え間に久しぶりで黒い土が見えはじめましたが、皆様ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。(2月中旬・下旬)
- 長い冬もいよいよ終りに近づいてまいりましたが、ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。(2月下旬)
- 梅かおるの候、ご清栄のこととお喜び申し上げます。(2月下旬)
- 長い冬もいよいよ終りに近づいてきましたが、ますますご健勝のこととお喜び申し上げます。(2月下旬)
- 梅かおるの候、皆様ご健勝のこととお喜び申し上げます。(2月下旬)
- 時下ますます御健勝のこととお喜び申し上げます。(2月上旬・中旬・下旬)
- 時下ますますご健勝のほどお慶び申し上げます。
- 時下ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
- 時下いよいよご壮健のことと拝察申し上げます。
感謝の気持ちを入れる言葉
- 「いつも格別なお引き立てを賜り厚くお礼申し上げます。」
- 「何かとお心にかけて下さいましてありがとうございます。」
- 「いつも一方ならぬお力添えにあずかり、誠にありがとうございます。」
- 「いつもお世話になり、誠にありがとうございます。」
- 「いつもご指導いただき、」
- 「この度はひとかたならぬご尽力をいただき、」
- 「日頃は何かとお世話になり、」
- 「いつも何かとお世話になり、」
- 「誠にありがとうございます。」
- 「本当にありがとうございます。」
まとめ
いかがでしたでしょうか?
時候の挨拶を入れることによって、お礼状に気持ちを入れることができます。
季節感もプラスできていいですね。
お礼状を受け取った方たちにもあなたの礼儀正しさが伝わるでしょう。
感謝の気持ちも大切にこれからのお付き合いも大切にさせてくださいという誠意の気持ちも伝わると思います。

ひじきママでした。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
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