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おろしたての服やお気に入りの服、高い服に限って、汚してシミを付けちゃう(又は、お子さんが汚して帰ってくる)ことがありますよね。
そんな時、汚れの種類別シミ抜き方法を心得ておけば何とかなります。

今回は、自分でできるシミの取り方とシミ抜き方法についてご紹介します。

自分でできる服のシミの取り方の注意事項

事前の注意事項

【家庭で染み抜きできるのは手洗い・水洗いできる服のみ】

ドライクリーニングが必要な服は、クリーニング屋などのプロに任せるべきです。

費用はかかりますが、自分でシミを取ろうとして時間も洗剤も服もダメにするよりは、はるかにマシでしょう。

【漂白剤使用時は服の色落ちが出ないことを確かめてから使う】

これから紹介するシミ抜き方法では、主に酸素系漂白剤を使います。

どちらかと言えば漂白効果がソフトな酸素系漂白剤でも、色落ちする服は色落ちしてしまいます。

服の裏など目立たない部分に漂白剤の原液を塗ってみて、色落ちがないか確認してからシミ抜き作業をしたほうが失敗がないでしょう。

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自分でできる汚れの種類別シミの取り方

汚れのの種類

  1. カレー
  2. 赤ワイン
  3. ボールペン(油性/水性&ジェル)
  4. 油性ペン
  5. 血液

の5つのシミについて、シミ抜き方法をご紹介します。

自分でできる服のシミの取り方とシミ抜き方法を汚れの種類別に紹介

カレーの汚れのシミ取り

カレーのシミは、カレールーの脂汚れ(ニオイが強く不衛生)とカレールーのターメリック由来の色汚れ(黄色くてとても目立つ)が二重についているものと考えてください。

そのため、脂を取るための手もみ洗いがまず必要です。

まず、濃いめの洗濯洗剤でシミをよく手もみ洗いしてください。

この時点では、ターメリックの黄色は全く落ちませんが、脂汚れはちゃんと落ちているので安心してください。

そして、ターメリックの黄色い汚れについてですが、これは手もみ洗いしたあと普通にすすいで洗った服のシミ部分を、なるべく長い時間日光に当ててください。

  • 日光の紫外線がターメリックの黄色い成分を分解して脱色してくれます。

冬など、日差しが乏しい場合は数日かかるかもしれませんが、これが確実にカレー特有の黄色を脱色できる方法です。

自分でできる服のシミの取り方とシミ抜き方法を汚れの種類別に紹介

赤ワインのシミ取り

  • 赤ワインのシミ抜きは時間との勝負です。

シミがついたその場で、水を使ってできる限りシミ抜きするのが一番なのですが、そうも言っていられません。

シミが付いたその日のうちなら、40~50℃のお湯で規定濃度に薄めた酸素系漂白剤に20分ほどつけ置きすれば、相当の確率でシミを落とすことが出来ます。

ただし、塩素系漂白剤などに比べたら比較的効果がマイルドな酸素系漂白剤でも、服の素材によっては色落ちする危険があります。

この場合は、シミのところだけ薄めた酸素系漂白剤を付けた歯ブラシで叩いて酸素系漂白剤を染み込ませて、地道に漂白してシミを抜くしかありません。

また、動物性繊維の服(ウールやシルクなど)は漬け込むと傷む可能性がありますので、クリーニング屋などプロの手を借りたほうが得策な場合もあります。

シミが付いて数日経ってから処理をせざるを得ない場合は、塩素系漂白剤を使うしかありません。

塩素系漂白剤は漂白力が高すぎて素材まで傷める可能性があるため、歯ブラシを使って、シミ部分のみに塩素系漂白剤を叩くように染み込ませて漂白するのが無難です。

ボールペン(油性/水性&ジェル)のシミ取り

ボールペンは、油性インクか水性(あるいはジェル)インクかでシミ抜き法が異なってきます。

油性インクのシミ取りから紹介していきます。

油性インクのシミ取りに準備するもの

  • 手ピカジェルなどのエタノールジェル
  • 食器用洗剤(油分を落とすオレンジオイル配合だとなお良い)
  • すすぎ用の洗面器

まずシミ部分にエタノールジェルを含ませて指先でよくもみます。

ここに洗剤を加えてさらに指先でもんでください。

インクの油分が溶け出してきます。

洗剤でもんだら一度すすいでください。

あまり取れたように見えなくても、一度洗面器ですすげば汚れがほとんど落ちるのがわかります。

1回やっても落ちきらなかったら、すすぎに使う水を熱めのお湯にして、もみ洗いとすすぎを2,3回繰り返してください。

自分でできる服のシミの取り方とシミ抜き方法を汚れの種類別に紹介

水性&ジェルインクの場合準備するもの

  • 食器用洗剤
  • 重曹
  • 酸素漂白剤(粉末)
  • すすぎ用の洗面器

まず、食器用洗剤をつけてよく指先でもみます。次に、重曹をその上にすり込んで、シミをもみ洗いします。

重曹は、ここでは服の繊維を膨らませてシミの汚れを出しやすくしてくれる効果があります。

インクがにじんできたらすぐすすいでください。

周りにシミが広がるのを防ぐためです。すすいだら、粉末の酸素系漂白剤をシミ部分につけてさらにもみ洗いしてすすいでください。

水性のインクなら、食器用洗剤のもみ洗いから酸素系漂白剤のもみ洗いの手順を何回か繰り返せば、ほぼ落ちるのですが、ジェル系インクは粒子が細かいため、繰り返す回数が水性より多くなる可能性が高いです。

油性ペンのシミ取り

油性ペンのインクはエタノールに溶けるので、油性ペンのシミを落とす際もエタノールジェルが役立ちます。

シミにタオルを当てて裏返し、シミが付いた裏側からエタノールジェルを多めに付けて歯ブラシで叩いて、服からタオルにシミの汚れを移します。

エタノールジェルだけではシミが落ちきらなくても、エタノールジェルで叩いたあとに石鹸か洗剤をつけて、よくもみ洗いしてからすすげば、ほとんどのインクがきれいに取れます。

普通のエタノールや除光液も、油性ペンのインクを溶かすことは出来るのですが、粘度がなくてすぐ布に染み込んで広がってしまうので、シミを広げるだけの結果になりかねません。

エタノールジェルを使うのが無難です。

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血液のシミ取り

これもワインと同様、シミ抜きは時間との勝負です

シミに気づいたら、水でいいので、その場でできる限りシミ抜きをしておくと後が楽です。

血液のシミがさほど大きくない場合は、市販の酸素系漂白剤の原液を使ってシミを抜きます。

シミに綿棒で原液を塗り、色合いの様子を見ながら塗り足すのを何回か繰り返すと、大体の場合はきれいに血液の色が取れます。

後はすすげば完了です。

上のやり方でもどうしてもシミが残る場合は、マジックリンをシミ部分に綿棒で塗ってから酸素系漂白剤を塗ってください。

マジックリンはシミ部分をアルカリ性にすることで血液のタンパク質を分解しやすくします。

マジックリンと酸素系漂白剤を交互に塗り続けて行けば、頑固なシミでも取れることが多いです。

マジックリンを使った場合も最後はすすいで完了です。

自分でできる服のシミの取り方とシミ抜き方法を汚れの種類別に紹介

大量の血液のシミを処理しなければならない場合

子供が体育の時間に鼻血を出した時などの大量の血液のシミ取りは、酸素系漂白剤を規定通りに薄めたものにアンモニア水(薬局で小瓶が売っています)を少量足して、これにシミが付いた服を漬け込んでください。

アンモニア水もシミ部分をアルカリ性にして血液のタンパク質を分解しやすくする効果があります。

服を2.3時間漬け込んでから、漂白液ごと洗濯機に入れて洗えば終了です。

漬け込んでいる服が色や柄付きの服だったら、色落ちや色移りなどに注意して、漬け込み中も時々様子を確認してください。

酸素系漂白剤はオキシドールでも代用可能

オキシドールは漂白剤よりシミ抜きの有効成分である過酸化水素水の濃度が薄いので、あくまでも代用です。

でも、外にいてオキシドールしかないときは使ってみる価値はあります。

コンタクトレンズ洗浄液でも可能?

血液のシミはコンタクトレンズ洗浄液を使うと取れると言う話もネットで有名になっています。

コンタクトレンズ洗浄液の過酸化水素水やタンパク質分解酵素は、確かに血液のシミに効果がある成分ではあります。

ただ、コンタクトレンズ洗浄液は布についた血液を取るために研究開発された製品ではないので、安定した高い効果を求めるなら酸素系漂白剤を使った方が無難です。

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まとめ

以上、5つのよくある汚れとそれらについてのシミ抜き方法をご紹介しました。

家庭で自分でできるシミの取り方とシミ抜き方法を覚えておけば汚れの種類別に解消できるかも知れません。

ドライクリーニングが必要な服など、家庭でできないと判断された服のシミは、必ずプロに任せてくださいね。

漂白剤を使うときは服の色落ちが出ないことを確かめてから使うようにしてください。

人生何があるかわからないので、いつかとんでもない服のシミに対峙することがあるかも知れませんよね?

そんな時に、ここにご紹介した内容が役に立つことがあれば幸いです。

紅生姜紅生姜

紅生姜でした。

最後まで読んでくださってありがとうございます。


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