【冷え性の改善】どんな対策していますか?
マフラーやコート、手袋や厚手の靴下をしっかり装備して体から熱を逃さないことも大事ですが、暖かい飲み物を飲んで体の内側からも温まりたいものです。
今回は、冷え性に効くハーブティーと薬膳茶をご紹介していこうと思います。
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冷え性の改善にハーブティー
血行促進作用のあるローズマリー
- ローズマリー1(または2)
- レモングラス1
- ジンジャー1
ローズマリーは血行促進作用があり、血液を通して体温を全身に運びます。
レモングラスは強壮作用があります。
ジンジャーは特に寒さを受けた時に体を温めるのに効果を発揮します。
リフレッシュ効果や頭を冴えさせる効果を強めたい時は、ローズマリーを2にしてもいいです。
ジンジャーとシナモンで温めW効果!
- ホットレモネード
- 刻みジンジャー小さじ1
- シナモン(パウダー1振りかスティック1本)
イギリスで、風邪の引き始めなどに体を温めるためによく飲まれているドリンクです。
ジンジャーが体を温めて、シナモンが血行をよくして体の末端まで熱を運んでくれます。
ジンジャーについての詳しい記事も見てくださいね。生姜パウダーの効果効能が凄い!生姜の生と粉末の成分の違い
レモンとジンジャーが合うのは知られていますが、レモンとシナモンも意外と香りの相性が良くとてもおいしいですよ。
- カモミール3
- ジンジャー1
カモミールは穏やかに胃腸や体全体を温め、ジンジャーは寒さを受けた時に特に体を強く温めてくれます。
末端冷え性が気になる人は、ここにシナモンを足すと更に血の巡りが良くなります。

- ルイボス3
- ジンジャー1
- シナモン1
ルイボスのポリフェノール類とジンジャーが体を温め、シナモンが血行をよくしてくれます。
ルイボスはややクセが強いので、飲みにくければ蜂蜜などで甘みを足してもいいかもしれません。
- フェンネルシード2
- ジンジャー1(+蜂蜜)
フェンネルシードもジンジャーも、特に寒さを受けた時に体を強く温め、胃腸を健康にします。
フェンネルはやや変わった甘い香りがするハーブなので、飲みにくい場合は蜂蜜を足してください。
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冷え性に効く薬膳茶
注意事項
薬膳茶は材料を長く煮詰めることが多いです。
そのため、有効成分が変質してしまいがちな鉄製の鍋や、鉄が露出したホウロウの鍋の使用は避けてください。
アルミ・銅の鍋も使うのはやめましょう
土瓶や土鍋がベストですが、ステンレスやホウロウ、耐熱ガラスの鍋も使えます。
私は行平片手土鍋を使っています。
お茶やスープはもちろん、お粥や煮物にも使えます。
2,000円から3,000円台という手軽な価格で売っています。
普通の食材でOKな薬膳茶
生姜桂皮紅茶
【材料】
- 紅茶(2~3g)
- 生姜ひとかけ
- シナモンスティック(桂皮)1本
- 黒砂糖
- 水300~400ml
- あれば陳皮小さじ1
どの材料も体を温めたり血行を促進したりする効果があります。
シナモンスティックは荒く砕いて、生姜は千切りにして水から火にかけ、水が沸騰したらとろ火にして30分ほど煎じてください。
30分とろ火で煎じると、だいたい半量ほどの水量になります。
シナモンと生姜を濾し、このお湯で紅茶を淹れてください。
あれば紅茶に陳皮を足して淹れてください。
茶葉を濾して、黒砂糖を好みの量入れれば出来上がりです。
紅茶の種類に指定はありませんが、コクがある種類の茶葉のほうが、黒砂糖やスパイス類に負けない味わいがあります。
煎じる時間がもったいなければ、お茶の中に抽出できるシナモンの有効成分量は落ちますが、シナモンパウダーを紅茶に振り入れてよく混ぜ、おろし生姜と黒砂糖を加えるだけでも構いません。
生姜くるみ黒茶
【材料】
- くるみ10g
- 生姜薄切り3枚
- 水600ml
- 黒砂糖適量
くるみは寒さに負けない体作りに役立ちます。
くるみを粗めに砕いて水から火にかけ、沸騰したらとろ火にして30分煎じます。
その後、生姜を加えて5分更に煎じます。
これに黒砂糖を適量入れて、くるみや生姜を食べながら飲みます。
姜糖紫蘇茶
【材料】
- 紫蘇(赤紫蘇でも青紫蘇でもOK)3枚
- 皮付きの生姜千切り3g
- 黒砂糖適量
紫蘇も生姜も体を温めます。
300mlほどのお湯を煮立たせます。
紫蘇を揉み潰して手で細かくちぎり、生姜とともにお湯に入れてもう一度煮立たせ、蓋をして5分蒸らしてください。
濾して黒砂糖を適量入れて、温かいうちに飲みます。
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冷え性に効く薬膳茶2
少し特別な食材や中華食材が必要な薬膳茶
よもぎ黒豆茶
【材料】
- 市販のよもぎ茶
- 黒豆茶
この2つを一緒にするだけで大丈夫です。
どちらも探せばティーバッグ入りの商品が売られているので、それを使うと楽です。
ヨモギは体を温めて血行を良くする効果があり、黒豆は血行を促進します。
商品が推奨する量の熱湯を注いで3~5分(商品によってはもう少し長く)蒸らせば完成です。
よもぎ茶は少し苦味があるので、飲みにくければ黒砂糖を足してください。
竜眼なつめ茶
【材料】
- 竜眼肉という甘くねっとりしたドライフルーツ10g
- 種をとったなつめ10g
- 水750ml程
竜眼肉となつめは寒さに負けない体を作る効果があります。
鍋の水になつめと竜眼肉を入れ、火にかけて沸騰したら、とろ火にして20~30分ほど煎じて濾せば、甘いお茶が完成です。
濾した竜眼肉を食べるとさらに効果があります。
洋参茶
【材料】
- 中国で言う西洋人参(シベリアンジンセン)3g
- 白茶(弱発酵茶の中国茶、白毫銀針など)3g
- 水300ml
シベリアンジンセンと白茶の組み合わせは体を温めるだけでなく、冬に乾燥しがちな気道や肺を潤す効果があります。
水300mlに細かく刻んだシベリアンジンセンを入れ、柔らかくなるまで水を継ぎ足しながら煮ます。
シベリアンジンセンが柔らかくなったら、白茶を入れ、沸騰させて火を止めて蓋をし、飲み頃まで冷ましてから濾して飲みます。
濾したシベリアンジンセンを食べると一層効果があります。
桂花紅茶
紅茶にキンモクセイの花をブレンドしたものを中国では桂花紅茶と呼び、薬膳茶としても扱っています。
桂花紅茶はネット通販などで簡単に手に入ります。
ドライのキンモクセイ単体がカリス成城などのハーブ専門店で売られてもいるので、好きな紅茶とブレンドもできます。
キンモクセイには体を温め、血行を促進し、痰を切り咳を鎮める効果があります。
紅茶にキンモクセイを1割ほどブレンドしたものを普通の紅茶の淹れ方で淹れるだけで完成です。
甘みを足してもいいですが、キンモクセイの香りには食欲を抑えてダイエットに役立つ作用もあるため、あえて入れなくてもいいかもしれません。
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まとめ
今回は、3種類の冷え性に効くお茶を紹介させていただきました。
3つ目の薬膳茶は少し特別な食材が必要ではありますが、今の時代ですから、すべてアマゾンなどのネット通販で購入できる食材です。
興味があったら、ぜひ試してみてください。
個人的には、桂花紅茶がただ淹れるだけなのに驚くほど薫り高い紅茶で、しかも体が温まるのでおすすめです。
- 冷え性に効くハーブティー
- 普通の食材で淹れられる冷え性に効く薬膳茶
- 少し特別な食材や中華食材がいる冷え性性に効く薬膳茶
をご紹介しましたが、どれも冷え性だけでなく冷えからくる痛みや自律神経失調症なども楽になりますのでおススメです。
注意事項のところでも説明しましたが、薬膳茶は材料を長く煮詰めることが多いです。
そのため、有効成分が変質してしまいがちなアルミ・鉄・銅の鍋や、鉄が露出したホウロウの鍋の使用は避けてくださいね。
土瓶や土鍋がベストですが、ステンレスやホウロウ、耐熱ガラスの鍋も使えます。
これらのハーブティーと薬膳茶は、薬を服用していても飲むことができますが、重篤な病気をお持ちの方や気になる方は、病院で相談してしてくださいね。

紅生姜でした。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
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