母親と父親。
子どもにとって同じ親でありながら違う存在ですよね?
ただ、子どもに一番大きな影響を与えているからこそ子どもに対する接し方は慎重になるべきだと思うのです。
今回は父親が育児参加することのメリットと子どもに最適な接し方のお話をしたいと思います。
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【父親の育児参加】パパが子どもにできる接し方とは?
ママとは違うパパに子どもは喜びます!
パパとママ
育児(子育て)に関わる身としては同じ立場ですが、それぞれができることはまるで異なってくるのは誰にでも想像できることでしょう。
子育てとは、その文字通り子どもを育てることで、親として子どもを育てることには違いはありません。
では、パパとママとではやれること、やるべきことなどは全く同じということではないはずです。
僕はパパの立場からママとは違う接し方ができると感じていますし、違う接し方をしていく必要があると思っています。
子育てに10年ほど関わって感じることは、そこだと感じます。
パパとママとではやれること、やるべきことは全く異なる!という当然のこと。
むしろ、パパとママとで子どもに対して違う接し方をしていくべき、なのです。
親であるということは、子どもに対していろいろな方面から向き合い育てていく必要があります。
でも、それは男性と女性という性別によってもできることが変わってくるということも一つ言えるのだと思います。
- 男性としてパパができること
- 女性としてママができること
それぞれ特性個性もあるし、親だからと同じトーンで子どもと接する必要も全くないのです。
それぞれの特性を活かしながら、子どもに向き合うことで多角的に子育てすることができますし子どもの親への感じ方も変わってくるでしょう。
夫婦の子育て方針は絶対必要!
もちろん親として子育て方針みたいなものはあったほうが良いと思います。
難しいところですが、子育てにおいて何が大切なことなのかと夫婦二人であらかじめ話し合っておくことで、子育ての方向性だけはしっかりと正しておいた方がいいと思っています。
例えば、自分の頭で考えられるような子に育ってほしいから
- なんでもかんでも親である自分達が先に答えを言わないようにしよう
- 子どもがやりたいことは積極的にやらせてあげよう!
- だから、親がこれをやれ!とかあれをしたら良い!
- とか、言わないように気をつけよう
こんな感じで、夫婦として事前に話し合っておくのです。
最終的にどうしていきたいのか?
どう育てていきたいのか?
をお互い把握しておいた上で、あとはそこにたどり着くまでに夫婦二人がそれぞれやるべきこと、やれることをやってくのです。
いわゆる、目的・目標を達成するための手段の段階とでもいうべきでしょうか。
- 目的・目標=〇〇に育てたい
- 手段=その目的を達成するために
- 父親としてできることをやっていく
- 母親としてできることをやっていく
こんなイメージです(‘ω’)
そして、パパはママとは違う接し方を子どもにしていくべきなのです。
パパとママが同じではダメ!
僕は、パパとママとで同じ接し方ではいけないのだと思います。
例えばよく感じることの一つに、親が子どもを叱る必要のあるときの対処方法です。
よくあるケースでは、日中子どもといつも一緒にいるのはママですから、ママが子どもに叱ることの方が多いかもしれません。
叱るというのか怒るというのか?
- ほら、何回言ったらわかるの!?
- お片付けして~
- 邪魔しないで~!
とにかく、事あるごとに子どもとぶつかることも多いはずなのです。
何度、子どもに伝えても反応してくれないとイライラするし、
それが続くとさらにイライラは募る一方です。
一つ片づけば、また別のことで叱って、それが終わってまた別のこと・・
その繰り返しが日常茶飯事でしょう”(-“”-)”
もー!!
って感じですよね。
ママは興奮状態にあります。
そこへパパが仕事を終えて帰宅。
事の状況をママから聞いて、パパはどうするか?
そこでママと同じように、同じトーンで
- お前、何してるんだよ?!
- ママが何回言っても、話を聞かないのか?!どうしてだ?
- なんでお片付けしてないの??!
- 早くやんなさい!
とか、こんな感じでパパはパパで子どもに叱るというか怒っていてはどうでしょう?
子どもの気持ちの行き場がなくなってしまうと思いませんか??
子どもは言われていることがどこまで理解できているかはさておき【怒られている】という状況がすぐに察知できるはずです。
そんなときに、ママから怒られしまいにはパパからも怒られたら・・
怒られることは良い気持ちはしません。
それは大人も子どもも全く同じ。
子どもも大好きなママに怒られると気持ちが落ちこんでしまいますし、その気持ちを理解してくれる人が欲しいと感じます。
しかし、そこでパパからも怒られる状況だと、もう誰にもこの気持ちを理解してもらえないということになります。
なんともツライ状況です。
こんなことは実際我が家でも経験がありました。
いつもいつもママが子どもを叱っている、怒っているわけではないのですが、たまに夜仕事を終えて家に帰ると、何だかママvs子どもの戦いが繰り広げられていた・・
そういう時に限って僕も仕事でいろいろあり、イライラ気味で帰宅すると部屋が散らかっている状況やバタバタな状態にさらに僕の気持ちが、イライラ興奮してしまい
つい子どもに、
- なんでまた片付けしていないの?!!
- 何回も言ってるよね????
- どうして!!!?
- 早くやってよ!!
なんて強く言ってしまっていたことがあったのです( ;∀;)
今思えば僕までもそんな強い当たり方をしてはいけなかったとものすごく反省ですが、その時はついつい。。
そのあとの子どもの様子をみるとやはりものすごく落ち込んでいて下を向いている。
その様子をみてふと冷静になり、あー!なにやってんだ俺・・
となるわけです(‘;’)
反省反省ですよね。
本当だったら、僕が帰宅してまず子どもを受け止めてあげなければいけなかったはず。
どういう状況にあってもまずは子どもに寄り添う。
そうでなく、親が二人して子どもに向かっていくことはやはり適切ではありません。
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父親の育児参加!イクメンパパの子どもへのメリット
パパは一歩二歩引いてみる
こんな経験から感じる、パパができる子どもへの接し方としては、ママよりも一歩も二歩も下がってみる、引いてみるということです。
もちろん、子どもと遊んだりワイワイするときには全面的に出ていき、子どもの喜ぶことを一緒に共有していく必要がありますよ。
でも、やはり上記のような子どもに対して何か叱らないといけない場合は、むしろパパは全面的に出ていかない方が良いのです。
子どもの気持ちの行き場をなくしてしまわないように、パパは聞き役に徹してみたり子どものある意味「味方」として、子どものお話を聞いてあげるということが大切と感じますよ。
僕はパパが子どもにできることとして一番大切なことは、やはりママよりも一歩二歩引いてみることだと考え、あの一件以来、状況にもよりますが全面的に出ていなかないようにしています。
そうすると、子どもも何かあると僕のところへ寄ってきて抱きついてきます。
ママに叱られて気持ちは沈んでいて、僕のところへきて気持ちを落ち着かせてくれたのかもしれません。
だから僕は子どもの気持ちの拠り所としての存在を意識する必要をいつも感じています。
ときには全面的に!
ただ、そうはいってもいつも一歩も二歩も引いている必要もありません。
僕は育児において大切なことは【子どもをとにかく遊ばせること!】と考えています。
別のブログでも【子育て×遊び】をテーマにして書いていますが、子どもは遊ぶことでたくさんのことを学んでいきます。
そしてパパは子どもと積極的に遊ぶことが絶対に大切!!なのです。
- 身体を使った迫力のある遊び
- 自然の中でとにかく無心になってひたすら泥だらけになるような遊び
- 考える遊び
などなど
ママではできないような遊びをパパが積極的にやってあげることで、子どもは喜ぶし、楽しい!嬉しい!の感情ができることはもちろん。
パパに対しても「いつも自分のことを見てくれている!」と肯定的な感情を持てるようになります。
だから、まずは一歩も二歩引きながら要所要所でパパは全面的に出ていき子どもを楽しませる!
バランスを大切にしながら子どもと接していきましょう!(^^)!
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まとめ
父親だからこそできる遊びでコミュニケーションをとるということも大切ですね。
キャンプやアスレチックスポーツなど、パワフルな遊びを子どもと一緒に楽しむようにしてください。
母親には苦手な遊びをすることで、子どもは父親への信頼感が強くなります。
その上父親との接触が増えることによって精神的な安定をもたらします。
自然体験やキャンプには子どもの脳機能を向上させ自己肯定感を育てるという効果もあるそうですよ。
時間のある限りどんどん子どもと外で遊ぶことを教えましょう。子どもとの会話も常日頃から持つようにするのもいいです。
子どもの好きなものを知ることもできますし、子どもの気持ちを汲み取ったりすることも上手くできるようになります。
- 好きな食べ物
- 好きなキャラクター
- 好きな遊び
などを把握しておくことで子どもとの会話や遊びに生かせますよ。
子どもは父親のそんな行動が「自分を受け入れてくれている、理解してくれている」と感じ、自己肯定感が高まります。
父親と母親が仲良くしている姿は、子どもの心の安定につながり、将来的な子どもの恋愛観や結婚観に影響を与えることもあります。
しかも、育児参加に積極的になった父親は、「以前に比べて仕事ができるようになった」という意見もあるそうですからね。
子どものため、妻のため、そして自分のために、より子育てに参加してみましょう。

だいずでした。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
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