学習塾というのは他の習い事に比べて特にお金がかかります。
子どものために多額の投資をするわけですから、絶対に子どもに合った塾に入れたいというのは親なら誰でも思いますよね。
塾に行っても成績が上がらない原因と対策を考えてみたいと思います。
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塾に行っても成績が上がらない原因
塾を選ぶ基準は?
いつから学習塾に子どもを入れればいいのか迷う方も多いですよね?そもそも、何を基準にすればいいのか。
- 各家庭の教育方針や子どものIQ?
- それとも頭の良さ?
- 或いは、学習意欲や好奇心?
色々な特性にもよる所だと思います。
塾に行っても成績が上がらないと何のために塾に行かせているのか分からなくなります。
そもそも、何時から塾に行かせるのかさえ考えてしまいます。
幼稚園から私立に入れようなんて場合には3歳位からそのお受験のための塾に入れることになりますよね?
中学3年生までは、義務教育なのでとりあえず学校に行けるから成績なんかそんなに気にしないなんて家庭でも「高校進学無理!」となった場合に、中3の夏くらいから塾デビューさせるなんて、スロースタートになる場合もあるでしょう。
学習塾というのは他の習い事に比べて特にお金がかかることは間違いありません。
そしてお金をかければかけるほど成績が上がる結果につながることも明らかです。
逆にお金をかけなければ結果も出ない場合が多いということです。
子どものために多額の投資をするからには、絶対に子どもに合った塾に入れたいというのは多くの親の願う所でしょう。
それに、子どもに合った塾を選ぶことは子どもの成績のためにも非常に大切なことです。
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塾に行っても成績が上がらない子供への対策
個人指導と大人数制の特性
学習塾の種類を大きく2つに分けると、個人指導と大人数制に分けられます。
塾に行っても成績が上がらない子供に、合っているかどうかを考える指標になるので、どちらを選ぶかはよく考える必要があると思います。
個人指導のメリットデメリット
個人指導は個別指導という言い方もよくしますが、家に来てもらわない家庭教師のようなものです。
塾に行き、個室とは限りませんが一対一で先生の指導を受けることが出来るというものです。
一対二とか、グループという場合もありますが、人数が増えれば増えるほどコストを抑えることが出来ますが、その子によっては結果を出すのは難しくなるでしょう。
とにかく、個人の学習能力に合わせて個別的に教材も決められて、個人のペースに合わせて先生が徹底的に理解できる、覚えられるまで教えてくれるというシステムです。
人数が増えてしまうと理想的に行かない場合もありますが本来はこのようなものです。
この個人指導、個別指導のメリットは落ちこぼれていく人がいないということです。
分からなければそこで留まり、じっくり教えてもらうことができるので人によってはスローペースになることもありますが、確実に理解しながら学習をすすめて行けます。
早いペースで進めて行けるような学習意欲も生まれ、勉強も出来るタイプの子どもなら誰にも邪魔されずにどんどんマイペースに上って行くことが出来るので最高です。
塾としては一対一ですから、もし生徒の人数が多ければ人件費はかなりかかることになるので、当然月謝は大人数制に比べて高くなることになります。
でも、大人数制の塾で成績の上がらない子どもにとっては、非常にいい環境であることは間違いありません。
大人数制のメリットデメリット
一方、大人数制について見てみましょう。
一番似ているのは学校のレベル別クラスでしょう。
一対多数の授業形式ですが、あまりに高いレベルの授業を低いレベルの子どもが受けたら全く理解できず、塾代が一切無駄となってしまいますよね?
逆に高いレベルの子どもが低いレベルの内容をお金をかけて塾でやっても全く意味がないのは明白です。
だから、完全には無理でもできるだけ同じレベルの生徒を集めて、学校のような一対多数の授業を行えば一番効率がいいと言えるでしょう。
塾は学校と違いお金をとって授業をするわけですから、絶対に結果を出してもらいたいのが親心ですよね。
結果とは学校の成績が上がるとか志望校に合格するとかそういうものです。
大人数制、一対多数の塾のメリットは競争による刺激があり成績も上がりやすいということです。
同じ位の学力の人たちと競い合いながら学習することで互いに高め合うことが出来るということです。
「あいつには絶対負けたくない」とかそういう気持ちが学習意欲につがなるわけです。
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塾に行っても成績が上がらない子どもに合った選び方
個人指導塾に合う子ども
個人指導(個別指導)と大人数制の特長をそれぞれ見て来ました。
それでは自分の子どもに合った塾がどちらなのか絶対しくじることなくセレクトしたい所ですね。
ここで、個人指導塾に合う子どもと、大人数制の塾が合う子ども、それぞれどんな子どもたちなのか書きたいと思います。
個人指導塾をセレクトすべき子どもは端的に言うと学校の授業にちょっとついて行けないという場合です。
学校の一対多数のやり方では、全く理解することなくどんどん授業が進んで行くという日々が続き、テストをしてみるともちろん点数が悪いという場合ですね。
こんなタイプの子どもが大人数制の塾で学んだとしても結局は落ちこぼれてしまいます。
ですから、個人指導の塾に行けば確実に成績が上がることは間違いありません。
スタートの年齢が、低ければ低いほど確かな学力を獲得していくことになり将来に期待できるということになります。
大人数制に合う子ども
では、大人数制に向いている子どもはどうでしょう。
まず学校の授業について行けているということは大前提です。
つまり、ついていけていない、いわゆる落ちこぼれであるような場合は、まずやめておいた方がいいという事です。
同じ様に塾でも成績が上がらないという結果が待っています。
そうでない場合、2つのタイプの子どもたちが特に大人数制に向いていると言えます。
- 一つは仲間とより頑張れるタイプの子どもです。
野球とかサッカーとかそういうある程度の大人数でやるスポーツを楽しくやっている場合です。
一人では頑張れないけど、友達も一緒だから頑張れるという子供たちのタイプですね。
勉強が好きで頑張れる友達に引っ張られて学習時間が増えてどんどん成績が上がるという場合です。
集まってやっていたら皆の成績がどんどん上がるとかいう感じで。
- もう一つは負けず嫌いの子どもの場合です。
大人数制の塾では、わざと競わせようとする授業をします。
良い点数を取れた人を発表したり、わざと悪い点の人を残らせたり競わせるための差別化が半端ないというやり方をするのです。
その結果、負けず嫌い子どもはやる気に火がつけられどんどん成績が上がって行くという結果になるのです。
塾に行っても成績が上がらない子供の親としては、成績を上げたいとかあの学校に入れたいとかそういう結果を先に考えるのはやめましょう。
自分の子どもが、どちらの塾にふさわしいタイプなのかそこが分かるように自分の子どもについてよく理解することを目指すことが、塾に支払うお金を無駄にしない秘訣です。
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姉ちゃんたちは、大人数制の学習塾に通ってたんだよね?

そうよ、2人ともね。
それが普通だと思ってたし

私も一時期通ってたよね?
なんで、個別指導に変わったの?

決まってるでしょ。
ひじきちゃんが落ち着きがなさ過ぎたからよ。
勉強と関係のないことばっかりするし!

あぁ、絵ばっかり書いてておこられてばっかりで
凄い嫌だった・・・
個別指導の先生すごい美人で優しくて
楽しかったな。

お姉ちゃんたちはあなたと違って、負けず嫌いだったし
勉強のことでは苦労したことがないのよ。

私は、苦労かけたってか?
ひどいな?ママ。

でも、赤ちゃんの時は楽だったのよ。
だから、おあいこね(笑)

なんだよ!おあいこって?!

ひじきママでした。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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