子どもにしつけをするうえで、どんな場合でも協調性を保つということが必要だと思いこませるのは危険です。
協調性を持つべき場面かどうかの思考力を幼児期のうちからしつけないと将来において悪い多数派に協調してしまうかも知れないですよね?
ですから、協調性がすべてではないことを子どものうちから教えるべきだと思いませんか?
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子どもに協調性をしつけるのは危険
しつけるうえで親がしてはいけない事
子どものしつけにおいてはそれぞれの家庭でいろいろな考えのもと行われるはずです。
しかし、しつけをするにあたっては子どもにさせてはいけないことというのも存在します。
子どもにさせてはいけないことをしつけの中でやってしまうと、子どもが成長するにあたって、必要な能力を身に付けられない可能性が高まりますから。
だから、実際にしつけをしていく際には子どもにさせてはいけないことには気を付けないといけないということは覚えておきましょう。
- 具体的にどんなことに気を付けるべきなのか?
- 子どもにさせてはいけないこととはどんなことなのか?
などと、知る必要のある問題は多く存在しています。
その中でも子どもに対して
- しつけを行ううえでやってはいけないこと
- 子どもにさせてはいけないことと
どんな場合でも協調性を保つということです。
基本的に協調性は必要ですが
学校などに通わせるにあたっては、他の子どもたちと協調性を保つことを教えられることが多いです。
学校でそのように教えられることもありますし、家庭でもそういうしつけをするケースは多々あると思われますよね。
協調性というのは万能なものではなく、それがときにはマイナスになることもあるので、他の人たちに協調することが常に善であると思いこませるのは危険です。
協調性が必要か思考する能力が重要!
他人に協調する姿勢を持つことが重要な場合があるのですが、そうじゃない場合もあり、臨機応変に判断することが大切です。
そういった能力は大人になるにつれて非常に必要なものと言えます。
成功する人とそうじゃない人に分かれる分岐点にもなります。
協調する必要性がある場合というのは、自分以外の人間と密にかかわるときです。
例えば、グループやチームで何かをしないといけないときには、ある程度協調性を発揮する必要があるのです。
あるいは、二人三脚をやるときには自分が相手よりも足が速いとしても、相手の足の速さに合わせないといけません。
そうしないと転んでしまうので、この場合には協調性を持つことが最善となりますよね。
ただ、自分で100mを走るようなケースでは他人のことは考える必要はなく、持っている力をすべて出し切って良いわけです。
そういう判断をしていかないといけないので、必ずしも協調性を持つ必要はないということが言えるのです。
うちの末っ子は小学校の運動会で足の遅い子に寄り添って走りビリになりました(笑)
小学生だから笑い話で済みますが、大人になって世の中で笑い話で済まない場合も出てきますよね?
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子どものしつけには親の意識が重要!
協調性だけを押し付けるのは子どもの成長を妨げる
そして、協調性というのは別の言い方をすれば、他人に合わせるということを意味します。
常識に沿うという言い方もできますが、常識に合わせたりすることが非合理的な状況というのもあるのです。
常識というのは、長年積み重ねられてきた伝統によって存在している面もあり、時代が変わったことでそれが合わないようなものまで残っているということが普通にあるのです。
しかし、それが常識である限り、みんな思考停止に陥ってそれを遵守するということが一般的に行われています。
その結果、気付かないうちに非合理的な行動をとってしまうことがあるので、それは避けるべき時も存在するのが事実ですよね?
子どもの成功を妨げる一因になってしまうのですから。
だからこそ、子どもにしつけをする段階から、そういったことを教えてあげないといけないですよね。
具体的に言うならば、協調性を持つべき場面かどうかきちんと判断するということ、そして常識さえも正しいとは限らないということを子どものうちから教えていくのが親の務めだと思って我が子をしつけてきました。
思考力、判断力の能力を養うこと
他人に協調してはいけない、損をする場面が絶対にあるはずです。
自分にとって合理的な選択をした方が良いと言える場面か?どうかの判断力を持てる人間に育てていくのが理想です。
決して、きれいごとだけの人生など存在しません。
自分で考えて、その場その場で判断をするという思考力は本当に重要だと思います。
思考力をきちんと発揮するという力は、これからの時代を生きていく中で確実に必要になるものでしょう。
それは大人になってから身に付けることができないわけではありませんが、子どもの頃から少しでも身に付けていることに越したことはないですよね。
だから、親が日ごろの教育を行っていく中で、子どもに対して協調性や常識が間違っているかも知れないという意識にさせていく必要があると思うのです。
子どもにさせてはいけないこととして
- 協調性が絶対に善であること
- 常識を常に継続すること
は常に覚えておくべきでしょう。
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まとめ
基本として協調性や常識に忠実であるというのは良いかもしれません。
思考停止にならないようにしつけていくべきだと思うのです。
だから、余計に臨機応変に考えられる力を養っていけるような教育が必要ですよね。
そういう意味では、親がまずそういう発想になるべきだと思いませんか?
協調性を常に持つべき、常識に固執すべきという発想に親がなってはいけないので、その点をまず確保する必要があるのではないでしょうか。
そういった考え方の必要性をまずは自分自身で理解をして、それを子どもに伝えていく、しつけていくということが大切ですから。
協調性や常識を日々の教育の中で実践していくのが理想的だと思いませんか?

ひじきママでした。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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