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みなさんは普段どれほど子どもと触れ合っているでしょうか??

スキンシップが子どもを安心させ、脳の報酬系を刺激しオキシトシンが出ます。

オキシトシンの1番の力は親子間の温かい絆を作り、愛情を深めてくれること。

今回はそんなすごい効果のあるスキンシップについて紹介しますね。

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親子のスキンシップの効果とは⁈

脳の視床下部からオキシトシン(愛情ホルモン)が出る

大好きな人との触れ合いによって

  • 心地いい
  • 嬉しい
  • 気持ちいい
  • 楽しい
  • 面白い

などの認識、気持ちが生じると【脳の報酬系】と呼ばれる部分が働きだします。

  • 視床下部からはオキシトシン
  • 脳幹からはセロトニン
  • 黒質、服側被蓋野からはドーパミン

が分泌されることになります。

すると、身体の中で何が起こるのでしょう?

それぞれが分泌されると身体や心は下に挙げるように影響されます。

【愛情ホルモン、オキシトシン】

敵対心・恐怖感の抑制、脳の苦痛系作動の抑制

病気にかかりにくい

【幸せホルモン、セロトニン】

心を快活に、精神を安定に導く自律神経・神経内分泌調整

睡眠・体温の調節

【やる気ホルモン・快楽ホルモン、ドーパミン】

あらゆることを積極的に実践する事を促す

4つ葉のクローバーを持つ赤ちゃんの可愛い手

3つの脳内物質の中でもオキシトシンは、愛情ホルモンとも呼ばれているように、スキンシップには、子どもだけではなくパパとママにも良い効果をもたらしてくれます。

オキシトシンの1番の力は親子間の温かい絆を作り、愛情を深めてくれること。

  • オムツ替えのとき
  • 遊んでいるとき
  • 寝かしつけのとき

0歳~5、6歳頃の子どもと触れ合うことは非常に大切だと言われています。

それは脳の成長にも影響するからです。

この年齢のときに子どもと触れ合う、スキンシップをたくさん取ることは、子どもの【脳の報酬系】と言われる部分をたくさん刺激することがわかっています。

短時間で分泌され、効果の持続時間は長い!

マッサージを用いての研究結果で分かったことは、触れられた方は当たり前として触った方もオキシトシン数値が高まるという内容。

単純に言えば、子どもと触れ合うと子どものオキシトシンが増大するにとどまらず、お母さんやお父さんのオキシトシンも増大するのです。

ママやパパと子どもが触れ合うとそれぞれの愛情ホルモンが分泌されて、優しい気持ちで繋がり合える結果に結びつくのです。

子どもと触れ合った時、いつしか心に温もりを感じるのはそのためです。

オキシトシンに関しては5~10分の短い期間でも愛情ある優しいスキンシップで脳から分泌され、効果は1時間ほどあるそうです。

しかも、幼少時代にオキシトシンが しっかりと出ていると、驚いたことに生涯にわたって愛情や充実感を感じ取りやすい脳になるという嬉しいことが起きます。

嬉しい!安心する!という感情が育まれる

幼い男の子を抱っこするパパとママ

大人にも言えることですが、肌と肌が触れ合うことによって人は精神的に安心したり落ち着きます。

もちろん、好きな相手と!という大前提はありますが(笑)、

大好きな人と肌同士で触れ合うと、脳の報酬系と言われる部分が多いに発達成長するのです。

これは大好きな人と接する、触れることで無意識のうちに人は

  • なんだか安心する・・
  • 落ち着くな~・・
  • 好きな人にギュッてされて気持ち良い!嬉しい!

という良い感情がたくさんが育まれるのです。

セロトニンという幸せホルモンの分泌が盛んに行われるになり、子どもの情緒感情が安定してくるのです。

心から好きな人と触れ合うってことは本当に大切なんだと思います。

2人の子どもを抱っこして自宅を見るパパとママ

普段はなかなかあまり感じることがなかったり、考えたりもしないかもしれません。

でも何気ないちょっと触れ合いが子どもの感情を穏やかにしてくるのです。

  • 毎日忙しいから!
  • やることがたくさんあるから!

と子どもとの触れ合いをおろそかにしていると、あとあと子どもとの関係にも影響が出てくるかもしれませんよ。

  • ただ抱き合うだけでも安心する
  • 自分は愛されているって感じることができてしまう

そう思えるから、親のことを大好きに感じるし心が安定してくるのだと思いますよ。

毎日の子育てに追われていたら、一つ一つのちょっとしたことに気を向けていくことが難しいかもしれませんが、子どもの感情を育てる上では大切なことの一つになるでしょう。

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スキンシップを取らないと、感情を抑えられない子どもに

どんな影響が出てしまうのか?

では、このスキンシップをしっかりと取れていないとどうなるのでしょうか??

それは、このスキンシップを小さい頃にたくさん取っておかないと、子どもの精神的な安定を取ることができなかったり、まわりの人間に対しておもしろくない、悲観的な感情を持ってしまうようになる可能性が出てくるのです。

赤ちゃんのほっぺにキスをするまま

  • お腹が空いて泣いて訴えているのにママが無視する
  • 眠たくて仕方ないのに寝れない
  • ママに抱っこしてもらいたいのに
  • ママは知らんぷり・・

本当はかまってほしい、もっと抱っこしてほしい、安心したいのに親がそれに対して応えてあげられないと、子どもは段々とひねくれていくようですよ。

  • なんだよっ、、
  • 僕のことなんかどうでもいいんじゃん・・
  • いつも無視か・・
  • なんだかさみしいな、、、

そんな感情が徐々に増えていきます。

寂しそうな表情の男の子

大人であれば、ある程度状況を理解できるかもしれませんが、大人であってもそれは気持ちの良いことではないですよね。

好きな人にかまってもらえない。

その人はいつも自分自身のことばかり考えていて、こっちのことは見てくれない。

そう感じてしまうと、おもしくねー!ってなりますよね?

ひねくれた性格!ってわけじゃなくて、そうさせてしまっているんです、親が。

子どもは感じていないようでしっかりと感じているんですよ。

こんなことがいつもあって、続いてしまっているとやはり子どもには良くない。

段々と子どもは

  • 自分なんて愛されていないんだ
  • それこそ必要とされていないんだな

と自分自身に対して否定的にみてしまうようになります。

泣いている赤ちゃん

そして一度こうなってしまうと、小学生になり学校に通うようになった時などでも授業中、落ち着きがなかったり、突然感情的になったり、突然キレてしまったりと精神不安定な子どもになってしまいます。

物事に対して冷静に、落ち着いてみることができない。

どんなことに対しても、まっすぐではなく、斜めから見てしまう。

  • なに言ってんだか?あほか!
  • くだらないなー
  • そんなことやったって無駄でしょ
  • 何に対しても否定的
  • 無力感ばかり

大人も子どもも関係なく、人間って誰でも人から認められたり褒められたりするから、自信もつくし物事に対しても肯定的に考え、やる気などのモチベーションも出てきますよね。

抱っこされたり、スキンシップを取るってことは本当に

  • あなたのことが大好きだよ!
  • あなたを人として認めているよ!

ってことを示すことにも絶対に繋がっていくと思うんですよ。

ちょっとした抱っこやスキンシップを取ろうとするだけで、子どもの感情はしっかりと落ち着くんです。

ほんのちょっとしたことですよね、

誰にでもできることですよね??

何も難しいことはない。

一つもない。

だからスキンシップを取っていきましょう。

積極的に。

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1日数分、数回でも良いから抱っこなどのスキンシップを!

親子の触れ合いが全ての土台

しつこいけど、抱っこやスキンシップなどは特別難しいものではありませんよね??

子どものためにも、将来元気に動き回ってもらうためにも、今のうちから、子どもとたくさん触れ合う!などスキンシップをしっかりと取れるようにしていきましょう。

自宅の居間で3人子どもを抱っこするパパとママ

一日の中でちょっとした合間をみて、ギュッてしてあげるだけで子どもは喜びます。

そして子どもはホッとするでしょう。

ちょっとでも良いのですよ。

たくさんたくさんやろう!という意識ではなくて子どもの様子だとか、その時の状況を見ながらできるときにスキンシップを取ってみる。

些細な、小さなことを続けていくと自然と子どもも精神的に安定し何に対しても、興味を持つようになったり意欲的になってきます。

子どもは変わってくると思います。

今まで以上に笑顔がたくさん出てきたり、元気になってくれたりします。

抱っこをせがむ可愛い赤ちゃん

この変化がすごいんです。

僕も「パパっ、抱っこ」と言われればすぐに抱っこするようにしていますよ。

抱っこするのに時間も手間もかかりませんからね。

お金もかからないし(‘ω’)

お安い御用です!って感じですよね。

子育てってもちろん、しつけとか勉強だと大切とされることも多いけど、まずはそんなことよりも、子どもとの触れ合い、スキンシップが一番大切なんじゃないかと思っています。

しつけや勉強なんかも、このスキンシップがちゃんと取れていないと、子ども自身がやる気にもならないし、積極的にやろうとしないでしょう。

スキンシップや自分を肯定できるようになっていないと、何をやるにも進んでいかないでしょう。

あらゆることを積極的に実践するドーパミンの働き

ドーパミン(やる気ホルモン・快楽ホルモン)のあらゆることを積極的に実践する事を促す力も大きいですよね!

全ての土台!って感じです。

今のうちから、小さいうちからちょっとのスキンシップを心がけてあげるだけで、子どもの人格形成にも良い影響をもたらします。

ホント、お片付けとかそんなこと以上に、まずは抱っこなどスキンシップですね。

抱っこやスキンシップ、簡単でしょ?誰でもできるでしょ??

毎日ほんの少しで良いから、子どもと触れ合う時間を取ってあげることを意識してみてはどうでしょうか?

心を快活に、精神を安定に導く【幸せホルモン、セロトニン】の働きによって、子どもはぐんぐん成長してくれるし、表情も明るくなるだろうし、著しい変化が見られるでしょう。

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まとめ

3つの脳内物質の働きが、どんなに子どもの成長に大きな影響があるのかを説明しましたが、特にオキシトシンには親の気持ちを愛情で満たす働きもあるわけですから。

しっかりとスキンシップを取りましょう!

  • 子どものことを認めてあげる
  • 子どもを一人の人間としてちゃんとみてあげる

今までスキンシップなんて意識していなかったという方も大丈夫です。

今からでも遅いということはありません。

気づいた今からでもやってあげれば良いのです。

それだけでok!

十分です。

さっ、何はともあれ抱っこ抱っこですよ~(^^)/

だいずだいず

だいずでした。

最後まで読んでいただいてありがとうございます。

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