僕は子育て歴10年ちょっとですが、その中で、子育てにおいて大切なことはなんといっても「遊ぶこと」だと感じています。
でも、どうしても途中で遊びを切り上げないといけないような場面もありますよね?
今回は、上手な遊びの切り上げ方について考えてみます。
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子どもに遊びはとても大切!
遊びで学ぶ
子どもは遊びが大好きです!
遊びだすと夢中になっていくし、途中で切り上げるなんて高度なことはできません。
ただ、できるだけ子どもの自由にさせて遊ばせてあげたい!という気持ちはありますよね。
でも、ごはんの時間だったり、お風呂の時間だったり、どうしても途中で遊びを切り上げさせないといけないような場面も度々あります。
しつけだとか、教育だとか子育てをしていく中では、大切、重要とされることも他にもいくらでもあります。
ただ、まだまだ小さい1歳、2歳のような子どもにとっては「遊ぶ」ってことが、成長のためにも必要なことなんじゃないかなと思っていますよ。
- これが子育て!とか
- 子育てはこんなことをしておけばそれでよい!
といった簡単なものではなく
その子どもに合わせてやったほうが良いことそうでないことも出てきます。
子育てとは文字通り子どもを育てていくことですが、育てるために必要なことは計り知れません。
とくに「遊び」というものは非常に大切です。
遊びの中からいろいろなことを学ぶ!といったら簡単ですが、本当に遊びを通して、子どもはいろいろなことを経験し学び成長していきます。
その遊びといってもこう遊ぶ!という決まりもなく子どもの自由にして遊んで良いのです。
例えばおもちゃで遊ばせるときにも親が何でもかんでも
- こうやって遊ぶんだよ!
- こうしなさい!
といった具合にあらかじめやり方を教えてしまってもよくありません。
自由にさせることで子どもは考えます。
- これはどうやって遊ぶんだろう??
- 使い方は??
- 他に遊び方はあるのかな?
などと、子どもなりにいろいろ考えながら遊びを観察、楽しみを見つけようとしています。
遊びで親が子どもを理解できる
色んな遊びを経験させてあげることで、子どもが興味を持つもの持たないものが親としても徐々にわかるようになってきます。
- これはなんだかつまらなさそうだな・・
- すごいハマってるじゃん!!
そんなことがすごく分かるようになってきます。
うちの子どもたちにもいろいろな遊びを体験させてあげていますが
- 車のおもちゃ
- ミニカー
- 戦隊ヒーロー
- お人形さん
- ウサギのぬいぐるみ
などはものすごく好きで家にいるときには、常に肌身離さず手に持っている感じです(*^^)v
反対に、興味のないものには目もくれないという感じ。
そして、遊びには一人遊びと他のお友達と一緒に集団で遊ぶ場合とがありますね。
そのどちらが良いとか悪いとかは全くありません。
むしろどちらも子どもにとっては大切なことなのです。
一人遊びしている時、好きな遊びに没頭している時には、子どもはめちゃくちゃ集中しているし、夢中になっていることが多いのです。
声をかけても全然反応しないってことも度々・・
それは無視しているというわけでもなく、ホントそこにしか目が行っていない状態です。
そんな一人遊びの時って、子どもにとってもすごく良い時間となっています。
自分でできること、できないことを自分の目で確かめているのです。
その遊び自体について、考えています。
協調性も学べる
他のお友達と一緒に遊ぶ場合はどうでしょうか?
一人遊びの時と違って、自分だけの都合で遊ぶことができません。
自分の都合を押し通そうとすると、相手のお友達とぶつかります。
だから自分の都合を抑える、ということも必要になってくるし、いわゆる協調性というものが大切になってきます。
- こんな時はどうしたら良いのか?
- どうやってお友達に接したら良いのかな?
などと考えるようになります。
遊びはお友達との社交場でもあるわけです。
それが大事なんですね~
これだけ遊びには考えるべきこともあるし、子どもにとっても良い効果があるのです。
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遊びは突然切り上げない!
段階的が一番良い!
では子どもがそんな遊びに夢中になっていて、真剣になっている時に遊びを上手に切り上げるにはどうしたら良いでしょうか?
- お出かけしないといけない時、、
- ごはんの時間になる時、、
- お風呂に入る時間の時、、
遊びに夢中になっているのに、なんだか切り上げさせるのも悪いな・・
とも感じますが、正直いつまでも遊ばせておくわけにもいきません。
これまでの子どもとのやり取りで気づいたことがあります。
子どもは遊びが大好き、気持ちの切り替えがすぐにはできないと考える
子どもって単純です。
そして純粋だと思います。
子どもが遊びに夢中になっているってことは、それだけその遊びが面白いとか興味があるって証拠じゃないでしょうか?
- 他を受け入れないほどの面白さ
- 他のことを聞き入れない興味の強さ
それだけ夢中になっている状況で、突然遊びを切り上げようとするとその状況をすぐには、受け入れられないのだと思うのです。
- えっ、ママは何言っているんだろう?
- こんなに楽しい遊びなのになんでやめなきゃいけないの??
- いやだ!いやだ!!!
状況を理解できないというのは当然のこと。
すぐには気持ちの切り替えができない。
だから、突然「はい、遊びおーしまい!」と言ったところで、気持ちの切り替えができるはずもないから動こうとしない。
おもちゃを片付けようとしないのも当然なのです( 一一)
遊びモードから片付けモードに切り替えるには相当子供も労力を使うようです。
段階的に遊びをフェイドアウト
すぐに気持ちの切り替えができないというのが子どもですが、それではどうしたら良いのでしょうか??
それは、段階的に遊びを切り上げる方向へ持っていく、ということです。
いきなり言うと子供もパニックを起こし、なかなかその状況を受け入れられないからなかなか遊びをストップできなくなる。
だから、ちょっとずつちょっとずつに切り上げるようにする。
例えば、
- もう少し遊んでいて良いよ!
- パパがおしまいと言ったらやめようね!
これだけでも効果はありました(^^♪
いきなり、
「はい、おしまい!」
と言ったときは無視が多かったり、嫌だ!と駄々こねたりしていましたが「もう少ししたら」というと抵抗がなくなるのか?
意外とすんなりと聞いてくれることが多いのです。
正直びっくり(笑)
- あと〇〇回やったらおしまいね~!
- もうちょっとでやめようね~
などと言うと、子どもは「もうすぐ遊びを切り上げないといけないんだ」と心構えができるようになるようです。
このことに気づいてから、遊びを切り上げさせるときには、できるだけ段階を踏んでからストップさせられるようにしていますよ。
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まとめ
こう見てくると、子どもにとっては遊びは命のような存在なんだと感じてきます。
それをしないとじっとしてられない、大人が仕事をするように子どもにとって遊びが仕事のようなもの。
そして遊びをストップできないくらいにまで夢中になっているって、ある意味ものすごいことだと思います。
本当であれば夢中になっている遊びを途中です切り上げさせるということは、したくないし、心苦しい。
でもやっぱり他のこともやる必要があるし、遊びを切り上げさせるべきときがくる。
だから極力子どもの気持ちを乱さずに、自然にストップさせることができれば一番良い。
せっかく遊んでいたのに、無理やり切り上げさせようとして、結果として子どもがギャン泣きしてしまうなんて残念すぎてなりません。
時と場合にもよるでしょうが、
子どもにとって遊びがとても大切な存在なんだと改めて認識をしたうえで、子供に遊ばせてあげた方が良いと思うのです。
- 遊びあっての子育てだし、
- 子育てには遊びが必須!
- できるだけ遊ばせる!
- そしてやむを得ず切り上げさせるときは少しずつ!

だいずでした。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
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