わが家では、子供を遊ばせるときに注意していることがあります。
それは、ドはまりしている遊びには極力ストップをかけない、ということです。
幼児期に思いっきり遊ばせると子供の能力が上がるからです!
遊ぶことで子供は様々なことを学んでいくのに、その芽を摘んでしまうのはもったいないと思いませんか?
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幼児期には思いっきり自由に遊ばせよう!
遊びに熱中できる子は他の事でも熱中できる
オリジナルではない遊び方をやっていると「そうじゃない」と、つい大人目線で干渉したりしていませんか?
色んなオモチャがありますが、それには遊び方のルールがある物もあります。
決まったルールどおりに遊ばないといけないと、子供に押し付けるのはダメだと思うんです。
わかりやすく言うと、遊びの主導権を子供に渡して、自由に遊ばせ、しかも親も一緒に遊ぶということ。
子供は遊びます。
とにかく真剣に遊びます。
なんといっても遊びが大好きですね。
遊びが生活になっているのですから子供に遊ぶな!といっても無理な話です。
ただ単に遊ぶ、と一言で言っても、そうそう単純なものでもないケースが多いものです。
遊ぶことで子供は様々なことを学んでいくと言いますが、それは本当だと思います。
遊ぶことで
- 物事を考える力
- 想像する力
- まわりと協力する力
など、たくさんの力を自然と身に付けていくことができるのです。
子供はハマる能力が抜群
子供が遊んでいる様子を観察していると感じることがあります。
それは、その遊びにハマったら目の色が変わり、ものすごく集中しているということです。
こちらが何か話しかけてもいっさい聞き入れない。というか聞こえていない。
一つのことに、一点に集中しておりそこにだけ意識が向いている状態です。
一度、これだ!これは面白い!と感じれば、そのまま突き進みます。
他のことにも目もくれずにそのことだけに集中するようになります。
その力がすごいのです。
だからそんなときに、途中でその遊びをストップさせる、ということはかなり難があるしせっかく集中して遊んでいるときに、それこそ子供から学びのチャンスを奪い取ってしまうことにもなるのです。
遊びに集中するのは学びの時間
たくさん遊んだ子の方が、将来勉強できるようになるととよく聞くけど、そんな子供の効果的な遊びのポイントがあるそうですよ。
オリジナルではない間違った遊び方をやっていると「そうじゃない」と、つい大人目線で教えたり口を出したりしていませんか?
目標や意図が決められているオモチャでも、子供が思い通りに遊びを工夫して進められる【ゆとり】のあるオモチャの遊び方がおすすめです。
将棋を一例に取れば、勝ち負けを競い合うゲームの道具として使うのではなく、駒を積み重ねて1コずつ音がしないように取り合ったり、指で飛ばしてみたり、ドミノ倒しをしてみる・・・
などなどたくさんの遊び方が考えられますよね。
子供の好きな独創性に任せ、親はそれに乗っかるくらいの心の持ち方が必要です。
親がこれは、勉強のためになるなと押しつけたりしない事。
自主性・自発性を育て上げるには、親の価値観ではなく、その子供が熱中して遊べるお気に入りのオモチャであることが大切だと思います。
子供が真剣に一つの遊びに集中しているとき、それはどんな状況なのでしょうか?
一言で言って、遊びを通して学んでいるのです。
遊びながら、いろいろなことを子供なりに考えているのです。
例えば、うちの2歳の息子。
お絵かきが大好きです。
ペンを渡すとひたすら自分なりに描き進めるのです。
ホントにハマっているときには、ずーっと画用紙一面に何やら描いています。
見ていると、面白いですよ。
こちらから見ると、正直何を描いているのはわからないのですが(笑)
一生懸命に絵を描いているのです。
子供の遊びは途中でストップしない!
そこで大切なことは、見守ってあげるということです。
そんなときに、親が
「何描いてるの?はい、おしまい!」
と言ってしまえば、せっかくのお絵かきの時間が台無しです。
集中して描いていたのに、強制終了~。
そんなのはかわいそうすぎるし、子供にとって良くありません。
だからひたすら、子供の気が済むまで絵を描かせてあげるのです。
例えば、お絵かきであれば絵を描くということで、子供はたくさんのことを考えます。
自分がペンを走らせることで、それが文字として、絵として出来上がってくる(‘ω’)
子供なりにどんなものを描こうか、何を描きたいのかを考えているようで自分で考えたものを目に見える形にする、形にできる。
それが何かを創造する力を育むことができるようにもなっていくのです。
お絵かきという一見普通のことでも、子供にとってはものすごく大切な遊びの時間になっているのです。
こんな大切な時間でありながら、親の事情や都合でストップさせるのは、学びの時間を削ってしまうことにもなるのですからね。
親側からすると
- ご飯の時間だから早くご飯を食べてほしい!
- お風呂の時間だから早くお風呂に入ってほしい!
そう考えるのが普通でしょう。
親はやることがたくさんありますから、子供のペースに全てを合わせていたら物事が進まなくなる。
だから自分の都合で物事を判断し推し進めようとします。
子供のことを考えていつも子供のペースを大切にしましょう!
と言っても、そんなことやってられない!という人もいるでしょう。
でもでも、時と場合です。
子供を育てる、子育てなのですから、できるだけ子供中心で考えたいものです。
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思いっきり遊ばせてやりたいけど他にすることが・・・
子供を放置する
子供に
- ご飯だとか
- お片付けだとか
- お風呂だとか
- いろいろと・・・
させることがあっても子供がすぐに動いてくれるとは限りません。
そこで、子供が遊びに夢中になっているときに、しつこく
「ストップ!ストップ!」
などと遊びを無理やりにストップさせようとしても、それはなかなか動いてくれません。
なぜなら遊びに夢中だからです。
他のことなんかよりも今その遊びに満足し、集中している。
他の事なんかは目もくれません。
だからいったんそこは諦めて、子供を放置します。
その間に親は別のやれることをやっていくのです。
子供がご飯を食べてくれないというのなら、それはいったんそのまま放置し片づけられるものは先に片づけておく、別のできることを進めておく。
前倒し前倒しでやっていく。
子供へしつこく言って、時間を取られているくらいなら、他のことをさっさと進めておく。
臨機応変に、です。
そうすれば、子供もその遊びにさらに集中できるし、親のやるべきことも進められますから。
そのときそのときの状況を見ながら判断していく。
子育ては常に同じペースでは進みません。
子供に振り回されることがほとんどですから、あらかじめ先にできることはやっておいてしまうってことが、必要だなと感じています。
そして子供を放置しておけば、子供は勝手に遊んでくれます。
好きな遊びに集中できているから、パパ・ママにかまってほしい!ということはなく一人黙々と遊びを楽しんでいます。
いずれ子供の方も、その遊びを自分からやめようともします。
散々好きに遊んでいたので、とりあえず
「もういーや!」
ってときが自然にきます。
親が先に「やめなさい!」と言ってもなかなかやめないのに対して、放置しておくと、逆に子供の方からやめてくれるようになる。
それはもう気が済むまで遊べたから、です。
子供のハマるものが見えてくる
このように、子供の遊びを途中でストップさせないということをしていると段々と子供がどんな遊びが好きで、ハマっているのかを知ることもできます。
いつも遊びを途中でストップさせてばかりいると、なかなかその遊びにハマることもできないどころか、どの遊びも中途半端になってしまうし、結果的に子供が
- 「自由に遊んではいけない」
- 「親=遊ばせてくれない」
のような間違った意識を持ってしまうようにもなりかねません。
遊びをストップさせるということを、極力しないようにしていると新たな発見に出合うことも多々ありますよ。
- こんな遊びが面白いの?!
- へぇ~こんなことにも興味があったんだ~
- なんだか意外だな~
そんな風に感じることもあるかもしれません。
こんなことが大切だと思うのです。
子供は本来自由にしていて良い存在です。
生まれてきて、見るもの触るもの出合うもの全てが新鮮で、子供は子供なりに考え刺激を受けている。
- これはなんだろう?
- 不思議・・
- やってみたい・・
- 遊びたい・・
そんな探求心の塊でもあると思うのです。
その純粋な心をやはり僕たち大人たちは大切にしてあげることが、子供が健やかに成長していくことに繋がっていくでしょう。
そのはずが、いつしか親の都合で子供のやりたいことや好きなことをストップさせてしまう。
子供の成長ほったらかしで、自分たちの都合の良いように物事を進めようとしてしまいます。
親の都合で、たまたま子供が言うことを聞いてくれて良かった~なんて思っていたら大間違い( 一一)
子供は親に諦めの感情を持ってしまっていて、ただ単に抵抗してこなかっただけということもありますからね。
子供を自由にさせて遊ばせてあげることは親の責務です。
だからいつも子供の遊びを大切にして、子供の成長を楽しんでいきましょう~
どんなオモチャがいいのか?
子供はどんなものでも、好きなように遊んでくれます。
折り紙、はさみ、のり、画用紙、クレヨン、色鉛筆
こんなものでも、気に入ると一日中遊んでいます。
出回っているオモチャでは、どんなものが子供の感性の発達にいいのでしょう。
一番のおススメはニューブロック (学研ステイフル・Gakken Sta:Ful)
- ブロックを組み合わせて自由自在に好きなものを作れる。
- 素材が柔らかめで大きいサイズなので、0歳からでも遊べる。
- 簡単に拭くこともできますから衛生面でも安心して使える。

あっ!それ知ってる。
よく遊んだよ。

うん、ひじきちゃんに貰ったんだよ。
うちの子たちも大好きだよ。
ありがとうね。

アハハ!まだ使ってるんだ?
あちこちに歯形が付いてるのに・・・

そうだねー、でも一番のお気に入りだから(笑)
ブロック玩具の鉄板である「レゴ」などもいいと思いますよ。
自主性・自発性を育て上げるには、ルールにとらわれない、ちょっと難しくて独創性もある。
という条件にピッタリ合うもので、子供が関心を持てれば理想的なツールとなります。
その他、5歳児向けオモチャである「ズーブ」(インフォニトーイ)もおススメです。
これは5種類の特徴のある形のパーツ同士をつなぎ、動物や恐竜、オートバイなどいろいろなものを作ることができる組み立てオモチャです。
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まとめ
親も一緒に遊んで、楽しむ!
重要なことは、子供に好きなようにやらせ、親も一緒になって遊び、楽しむことに尽きます。
そして、遊び方を押し付けない。
あぁ?そんな遊び方もあるんだ~?
でいいんです。
注意すべきは危険なときにはきちんと危ないことを教えないといけませんが・・・
――と言っている間に、わが家のちびっ子たちが、プラレール(電車のオモチャ)のレールに使ういくつもの橋げたを高く築き上げて「パパ、見て、東京スカイツリーだよ」とはしゃいでいます。
ウンウン、いいぞ、将来の天才児たち!(笑)

だいずでした。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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