普段自分たちが使っている言葉を意識して、振り返るってこと、なかなかできないことだと思います。
子供に注意するときも強い口調にならないように、気を付けるのも大切なことです。
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子供に注意するときの強い口調
ついつい、してしまう事
子供と遊ぶ方法や接する方法はたくさんありますが、その中で子供と接するときに気を付けるべきことは
- 「一方的に言わない」
- 「言い方に気をつける」
ということです。
子供と接していて子供に話しかけたり、何かをしてもらいたいときにどのように話しかけていますか?
子供に注意するときにもつい、強い口調で言ってしまう事はあると思います。
言ったことをなかなかやってくれないと、ついイラっとしてしまって強い口調にもなってしまっていることもあるでしょう。
- ~しなさい!とか
- 早くやれ!とか
- いい加減にしてー!とか。。
なかなか子供が言うことを聞いてくれないというのも、もしかしたら親の話しかけ方に問題があるケースもあるかもしれません。
何気なく使っているその言葉。
普段当たり前のように使っているその言葉、間違っていないでしょうか?
言っても聞かないのは子供が悪いのではなく、言われ方が気に入らなくて動かないのかもしれません。
ちゃんと優しく言ってくれたらわかるのに、パパ・ママはなんでそんな言い方するの?と子供は感じていることもあります。
だから今一度、親である自分たちの普段の言い方・話し方を振り返る必要があるのです。
自分の言葉を振り返るってなかなかできないこと
誰でもそうですが、普段自分たちが使っている言葉を意識して、振り返るってこと、なかなかできないことだと思います。
だって誰かに指摘されない限り、振り返る必要もないしそんなきっかけもできない。
よほど意識の高い人でもない限り、あっ、今の言い方良くなかったな・・とか
もっとこういう話し方をしよう・・
なんてこと考えないですよね。
僕だってそうですよ。
人から言われて気が付くことも多いしその繰り返しの中で、だんだんと自分でも振り返る癖がついてくるというか。
- その言い方だと子供はびっくりしちゃうよ~とか
- そんな強い言い方しなくても良いんじゃない?などと
ママから言われることも以前は多かったのですが、言われることが多くなってから、自分でも言い方に気を付けるようになったのです。
- あっ、なんでこんな言い方したんだ!
- そんな言い方しなくても良かったなー
とかね。
自分で自分の言葉を気にするようになったのです。
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強い口調は自分の感情に問題がある
子供が言う事を聞かないのは分からないから
親として子供に対して叱ったりする指示?をしたりすることは日常茶飯事です。
そんなときについ強い口調になることってありますよね?
- ほらっ早く!
- もたもたしないの!
これって子供が悪いからそういう口調になっているのでしょうか?
僕は以前までは、子供がなかなか早く動かないから!と考えていたのですが、そうではないと感じるようになってきました。
子供は子供です。
言って分かることもありますがまだまだ分からないことだらけです。
言って分かってくれるのであれば、そんなに楽なことはありませんが、なかなかそうもいかないものです。
そして言っても分かってくれないからつい強い口調になってしまう。
強い口調・・
強い口調になっているときはどんなときなのか自分なりに考えてみたのです。
そうすると、子供が原因ではないということが分かったのです。
もちろん子供が危ないことをしてしまったから大きな声を出してしまう。
ということは百歩譲ってあるかも知れません。
でも、そうでないときにわざわざ大きな声を出して、強い口調になってしまう。。
それは親である自分達の感情に問題があるということに気が付いたのです。
親である僕たちは、当然子育てもしますが他にもやることがあるものです。
パパであれば仕事があるし、ママであれば子供の面倒の他にも家のこと、掃除・洗濯などやることがたくさんあります。
一言でいえば、子育て以外のところでストレスがかかりそれに加えて
【子供が言ったことをやってくれない!】
ということになると余計なストレスになり、結果イライラして強い口調になってしまう。
そう感じるのです。
純粋に、心に余裕にあるときであればなんでもなくて、穏やかにやり過ごせることも、自分自身が何かの事情でイライラしているときには、ついその感情が身体に残ってしまっていて子供に対して強くなってしまうのです。
親のストレスを子供にぶつけていないか?
親であっても一人の人間です。
感情があります。
そしてその感情もさまざまあるものです。
穏やかな気持ちのときもあれば、何かに不安を感じるようなこともあります。
- 嬉しい気持ち
- 落ち着かない気持ち
- 焦る気持ち
- 明るい気持ち・・
その時々で、感情は移り変わります。
それが人間です。
だから、親である自分達の感情が穏やかでなく自分の感情を処理しきれずにいると、他でもついついその感情を出してしまうことになるのです。
僕も散々悩まされました。
仕事から帰ってきて部屋が散らかっているというだけでイライラしていました。
そんな日に限って仕事で疲れていたり、何かあった、ということが多いのです。
普通子供なんて、おもちゃで遊んでお部屋を散らかすじゃないですか。
遊び終わったからちゃんとお片付けしています。
なんて1歳・2歳くらいの子供なんていますか??(笑)
おそらく自発的にやれる子っていうのはいないはずです。
そんな当たり前のこともわからずに、家に帰ってきてその状況をみてイライラする。
イライラするって、まず最初に部屋が散らかっている状況にイライラしているんだと感じました。
そしてその状況を自分で片づけていない、そこにまたさらにイライラが加わるのです。
だから子供が悪いのではなくて、親である自分達が自分の感情を処理できていないことに、問題があるとわかったのです。
強い口調だと言うことを聞いてくれない
事情があるにせよ、子供に対して強い口調で物事を言うということは子供にとっては良くないのです。
これもこれまでの経験からわかってきたのですが、子供にいくら強い口調で何かを伝えようとしても、子供には何も伝わらないのです。
言うことを聞いてもらおうとして言っているはずなのに、むしろ言うことを全く聞いてくれないことになるのです。
なぜか?
子供はまだまだ脳のいろいろな箇所が未発達のため
- 大きな声
- 威圧的な声
- 強い口調
で言われると、脳の機能がいったん停止してしまうこともあると聞いたことがあります。
わーーーー!と言われても
子供は、ポカーンと
- パパっ何を言ってるんだろ・・
- 全くついていけない・・
って状況になるようです。
そんな状況が続くと、脳の機能が壊れ始めるということまで言われているので、日常的に子供に対して強い口調で言ってしまっている人は注意が必要です。
どうするべきか?
強い口調、言い方が良くないということは分かりました。
ではどうすべきでしょうか?
それはパパとママとで言葉の使い方をお互い注意しあう、ということです。
自分だけだと自分の言葉の癖などに気が付くことは難しいものです。
誰かに言われないと直せないのです。
だから子供のために、パパとママで話し合って普段からお互いの話口調を意識してみるということをするのです。
そうすると、例えばパパが子供に何かを言ったあとにママが
「パパ、さっきの言い方ちょっと怖かったよ」とか
「良い伝え方だったと思う」とか
いろいろな話ができるし改善点も見えてきます。
それが大事なポイントです。
夫婦二人で言葉を振り返る。
そしてそしてもっと大事なことは、自分の感情だけで子供にぶつからない!ということ。
これも感情の問題、性格の問題ですが、子供の脳に与える影響を考えると真剣に考える必要があります。
子供は悪くない。
自分の感情に問題があるんだということに目を向けて、自分の感情をどうするかと考えるようにしましょう。
子供にあたっても仕方ないですよ!
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まとめ
- 「早くしなさい!」
- 「ほら、急いで!」
というような言い方が口癖みたいになっているとしたら親の方が直すべきだと思います。
強い口調で子供に注意すると子供にはどんな影響があるのかを考える事ですね。
追い立てられるから、子供はひとまず親に追い立てられている行動を終わることだけを考え、自分では何も考えないようになります。
また急かされると、集中力が散漫となり失敗が多くなったり、あらゆる事がいい加減になることにもなりかねません。
「~しなさい」という言葉で命令されると、人は支配された精神構造になり、反抗心が起こったり集中力がなくなったりします。
何かを自分でさせたいときは、子供に強要するのではなく気付かせることが大切です。
例えば
- 今日は予習しなきゃって言ってたね?
- まだ宿題はしなくていいの?
など、子供に対してヒントを出して自主的に考えて行動するようにすればいいと思います。
子供は、親の言いつけや命令以上に自分が決めたことは、本人が率先して行なっていこうとします。
- 宿題はいつしようか?
- お片付けはいつする?
と話し合いながら、前もって遊びの時間を子供と考えておくとよいでしょう。
↓↓こちらの記事も参考にしてください。
失敗の経験は子供の成長には欠かせない!大丈夫だよの言葉をかけて

だいずでした。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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