子供にはたくさんの失敗をさせる経験。
そして失敗をしても大丈夫だよ!
という経験を小さいうちから積んでもらうことが子供の成長には一番大切だと感じています。
人間誰でもそうですが「始めからなんでもできる」なんて人はいないですよね?
今回は、子供がたくさんの失敗を経験して成長していくというお話です。
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子供は失敗しても大丈夫
失敗の繰り返しが成功に繋がる!
何をやるにしても最初はみんな、未経験。
やったことがない!
だから実際にやってみて、そして初めてだからうまくできなくて失敗・・
そしてまたやってみて失敗、やって失敗。
この繰り返しを何度かやるうちに、少しずつ物事をうまくできるようになっていくのが普通です。
特に小さいうちからその経験をどんどんとにかくとにかくさせていく!
大人になってからだと、失敗を恐れてなかなか行動すらできなくなってしまうという人は多いのです。
そして失敗って言葉自体もしかしたら、おかしい言葉なのかもしれません。
失敗って、何かをできない、という意味ではなくて何かをやろうとしてうまくいかなくて、もう諦めてそこでやめてしまった。
そんなことをいうのだと思うのです。
できなかったことが失敗なのではなく、途中で諦めてしまう。
諦めてしまったその瞬間に、物事が成功する道は途絶えて終わってしまう。
それが本当の失敗なのです。
だから子供には、できるまで諦めない!
ということも同時に教えていく必要があるのかな?
なんてことも感じてしまいますよ。
よく0歳~6歳くらいの間に、いろいろな経験をさせるとそれが大人になっても色濃く残っていくと言います。
潜在意識として奥底に残るのです。
だから0歳~6歳の間にいかにいろいろな経験を積ませて、良いも悪いも経験させることができるのか?
ということが人格形成においても大切なんですね。
できなかったことを責めてしまうと・・
子供は毎日いろんなことを経験、体験します。
産まれてからたくさんのことに出合って色々なことを感じます。
全てが初めてのことだらけですから、全てが新鮮。
そして何もかもがやったことのない事ばかりですから、できないことだらけです。
そんなの当たり前ですよね。
- 洋服を自分で着るだとか
- お箸を持ったりすること
- 上手にご飯を食べることができるとか
- コップでお水を飲むことができるとか
とにかく初めてづくしのオンパレードです。
そして最初からできるなんてことはほぼないのです。
できなくて当然!
- だってやったことないんだから!
- 失敗しながら成長していくんだから!
たくさんの経験が子供を成長させる!
でもね、そんなこと分かってるんだけど、そのときのタイミングによってはパパやママも忙しいから
例えば、コップのお水を飲もうとして頑張っていた子供が、誤って手を滑らせてコップを倒してしまい、お水をこぼしてしまった( 一一)
普段なら、
- あらあら大変!こぼしちゃったね。
- 大丈夫?お水かかっていない?
なんて言えるのにタイミングによっては
- なにこぼしてるの!?
- 床がべちゃべちゃじゃない!
- もー!!
なんて怒ってしまうこともありませんか?
気持ちも分からなくもないのですが・・
- 忙しい時に限って
- 疲れているときに限って
何度も同じことをやっているのに、またやってしまった。
親も人間ですから、ついイラっとしてしまうこともありますよね。
仕方がない!
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子供の成長には欠かせない失敗する経験
親も失敗しながら成長する
僕だってついイラっとしてしまって強く言っちゃうことなんてあります。
でも、そればかりだと子供には良くないんですよね~。
なにかうまくできなかったことがあってそのことについて、責めてしまったらどうなるでしょうか?
いつもいつも、責められてばかりでいると、子供は段々と委縮してしまうようになります。
何かあってすぐに
- なんでできないのー!
- また同じことしてー!
などといつも言っていると子供は元気をなくしてしまいます。
やる気をなくしていきます。
以前、長女についつい余計な口出しばかりをしてしまっている時期がありました。
なんだか仕事でいろいろあって自分の方がモヤモヤしていた、ということもあるのかも知れないのですが
ちょっと子供がなにかやらかすと、つい
- もう、何回同じことやってるのさー!
- 何回も同じこと言わせるなよー!
- しっかりしてくれよー!
- いつになったらできるのかな?!
などなど、まぁ口うるさく子供に対して言ってしまった時期が、ホントあったのです。
そんな時の子供の様子と言えば・・
2歳くらいになると、言葉も理解し始めるのでこちらの言うことも分かってくるように。
だから、段々とうつむき加減になって、声も小さくなっていったのです。
明らかに、言われていることに対して自分でも何を言われているのか、分かって元気をなくしていく。。
今思えば、子供にとっては全く良いことがなかったなと反省しています。
これは良くないな、と本気で感じてから子供を責めることはやめよう。
責めても何も解決しないどころか子供には何も伝わらないし、逆効果だと考え余計なことを言うことをやめるようにしました。
全てを尊重してあげる
子供ができなかったことを責めても意味がないと分かってから、子供のやること全てをまず真剣に認め、尊重してあげるようにしました。
何かをやろうと頑張ったことをまず認めてあげて褒めてあげる。
そして仮にうまくできなかったとしても、それはそれ。
できなくても大丈夫だよ、ということを伝えてあげるのです。
- できなかったね
- また次一緒にやってみよっか
そう子供に伝え、できなかったことが何も問題ないということを伝える。
そうすれば、子供だって「何かに取り組む」ことに臆病にならなくて済む。
何事も経験だよ!ってことを根気よく伝えていければ、子供も分かってくれます。
良いんですよ、今それができなくても。
そのうちできるようになるから。
だから、どんどんまずは経験させる。
経験しないと何ができて何ができないのかも分からない。
経験することで子供も成長していきますからね。
今さらですが、分かったことがあります。
それは、子供が何かできなくてつい強く言ってしまうとか、怒ってしまうってことは、それは親である自分たちに余裕がなかったという証拠なんだと思うのです。
だってできないのは当然だし、分かっているはずのことなのに・・・
それに対して怒るってことは、認めてあげられるだけの余裕がなかったということではないですか?
余裕があれば、余裕のある応対ができるものです。
でもそれができないのは、親として成長できていないということです。
親としてやはり自分の感情をまずは処理できるようにすることが、子供と上手に関わることができるようになるポイントのような気がします。
言ってしまえば
- 子供は悪くない
- できなくて当然、子供に責任はない
- 子供を責めても仕方ない
そんなことをする暇があれば、子供に「できなくても大丈夫」ということを伝え続ける。
何でも諦めずにやり続けるということを覚えさせていくことのほうが、よっぽど子供にとっては大切なのです。
できなくても大丈夫!
必ずできるようになるから。
つい子供に過度な期待を親は持ってしまいがちです。
すぐに何かができるようになってほしい。
でもそれがなかなかできないとなると、なんでー?となる。
そうではなくて、できないということをまず知ったうえで、そこから根気よくやり続ける。
そして親と子の両方で一緒にやっていくようにする。
失敗したという経験は子供の成長には欠かせないものです。
親が大丈夫だよー!と言葉をかけてあげて見守り続ける。
そうするとできなかったこともやがて、いつしか自然とできるようになってくる。
それが子供や親の成長になるのですからね。
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失敗の経験は子供の成長には欠かせない まとめ
子育ては親にとっても経験の連続です。
数々の経験が子供を大きく変化させていきます。
その成長を見ることができるのも今のうち。
- できないことも楽しんで
- できるようになれば喜んで
そのときそのときの子供を褒めてあげましょう。
それでOKだと思います。
失敗してもその経験は、子供の成長に欠かせない大切なものだと分かれば、親として余裕を持って子育てができる。
そう思えるんですよ。
親としての成長していくことも学んでいきましょうね!

だいずでした。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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