子育てをしていると、どんな場面であっても子供に言うことを聞いて欲しいことってありますよね?
僕も子育て経験、約10年くらいになりますが、お願いするときはどんな言い方で子供に話しかけるのが、一番いいのかを考えることがよくあります。
今回は、子供に言う事を聞かせるのではなく、お願いするという事を考えたいと思います。
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お願いするときの言い方は誰に対してでも同じ
子供は親の持ち物ではない!
普段から子供と接していて、言うことを聞いてもらうってなかなか難しいと感じます。
子育てに限らず、それは誰との会話の中でこちらから何か言うことを聞いてもらいたいということはあるでしょう。
僕が都合良くいった実例
子供が、おやつのポテトチップスを食べた後の空袋を放っておいたとき。
- 父親:この空袋はどうすればいいのかな?
- 子供:ゴミ箱に捨てるんだよ
- 父親:ふ~ん、〇〇ちゃんはできるのかな?
- 子供:できるさ!
などといった「できるのかな?」といった疑問の言い方で言ったら、してくれることが多いです。
この例で良いのは、させることより先に「思考へと誘う」ということが増々子供の成長にも効果が期待できるんです。
子供の性格をちゃんと知る
- 〇〇してほしいな。
- ~してくれない?
- △△しなさい!
などと、誰かに物事をお願いするときって、いろいろなお願いの仕方がありますが、そのどれが正しいということもない。
- 相手が誰なのか
- どんな人なのか?
によって、使う方法は変わってくるものでしょう。
だから子育てをしていく中でも
- 子供に何かをやってもらいたいとき
- しつけとして何かをさせたい場合
- 子供に対してどう伝え
- 行動に移してもらうのか?
ということは、尽きない悩みとなってくるものです。
- 何回言ってもやってくれない・・
- どうしたら言うことを聞いてくれるのだろうか?
- なんだかうまくいかないし、全く反応してくれない!
そうお悩みのパパやママは多いでしょう。
絶対にしてはいけないこと
モノで子供を釣る行為
「〇〇をしてくれたら△△を買ってあげるよ」
それは、現実に社会貢献のために協力したいという感情を妨げるのと同じ不当なものとなってしまうでしょう。
この類の取引はブレーキが効かなくなる恐れがあって、あまり頻繁に使っていると後で泣きを見ることになりますよね。
「イヤだ!〇〇を買ってくれなきゃ部屋のお片づけはしない!」ってね(笑)
では、どうすればいいのか?
代わりに「お片づけをしてくれてどうもありがとう!」と言葉に出してみましょう。
心のこもった感謝の気持ちに、子供は自分からこれまで以上に手伝おうとしてくれます。
子供を脅して従わせる
脅して従わせようとすると、子供に絶対学習して欲しくない技術を教えてしまう事になります。
つまり、欲しいものを手に入れるために暴力や悪知恵を使っても構わないということです。
子供の精神は発達していませんから、親がしたことは社会でも通用する行為なのだという潜在意識が摺りこまれてしまいます。
知らず知らずのうちにいじめる側に、あるいは犯罪者側に回ってしまう可能性だってあるんです。
教育者となるべき親が絶対にしてはいけない行為です。
子育ては何事も経験だ
これが絶対!ということは存在しないと思います。
やってみてなんか良いかも?と感じることが多かったものを普段から実践するようにしています。
思い通りにいかないことの連続なのが子育て。
そんな状況の中でどう自分の気持ちやモチベーションをコントロールしながら子供に向き合っていくのか?
そこがポイントにもなってきます。
【言っても聞いてくれない】
なんてことはその最たるものでしょう。
- こちらの意図している通りの反応が返ってこない
- こちらが考えている通りに物事が進んでいかない
- 言っても無視される
- 言っても無反応
- 言っても違うことをされる
平常心でいることすら難しいかも知れませんね。
でもだからといって、いつもいつも子供に怒るわけにもいきません。
子育ては経験。子育ては成長。
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お願いするときの言い方を変える
子供と共に成長できる親になる
言うことを聞いてくれないときどう考えていくべきでしょうか?
解決手段に繋げるような問いかけにすると、ただ、やらされている意識だけでなく目的を持って行動するようになります。
子供が意識して前に進む日々の習慣が身に付きます。
それは子供にしてみると色々なことを経験する中で
- できることが増えていきながら成長する
- できなかったことができるようになっていく
- 増えていくという過程で成長していく
親にしてみると、子供と接していく中で
- 常識的な考えを破壊され
- 子供を育てるには親としてどう考え
- 変えていくべきなのか?
など、毎秒毎分考え、考えや意識を改めていく中でちょっとずつでも成長をしていく。
親も子も様々なことを経験し、成長していく。
ともに成長していく。
そして特に親として子育ては成長するにもってこいの経験となります。
問いかける行為がなぜ必要か?
子供にどう言葉を投げかけていますか?
子供に何か話しかけるとき、何か意識をして話しかけていますか?
それとも全く何も考えずに話しかけていますか?
子供に何かをお願いしたくて言葉で伝えても
- 反応してくれない
- 思うように動いてくれない
というときに考えるべきことは、その伝え方、そして言うタイミングだと感じています。
まず伝え方。
いきなり、強い口調。それに命令口調になっていませんか?
- ~しなさいよ~!
- 早く~やっておきなさい!
細かい話ですが、人は命令されるのを嫌います。
大人も同じだと思いますが、~しなさいと言われて気持ちが良い人は、いないでしょう。
子供も同じように感じているのか、少し命令口調で言うとあまり反応が良くないのです。
ましてやそんな口調でいつも言い続けていると、子供も「またか・・」と感じてしまい、嫌気がさしてくるのが表情にも出てきます。
「面倒くさいなー」なんて言うことはなくても、何だかつまらなさそうな顔をしてみたりしらーんぷりしてみたり。
命令口調で言えば言うほど、子供は聞く耳を持たなくなるような気がします。
でも親ってみんなそんなもんですよね?
言ってしまいますよね?
- ~してよ!
- ~しなさいよ~!
なんてしょっちゅうじゃないですか?
でも子供の反応を見ているとそうなんですよ~(‘ω’)
タイミングに問題がある可能性
そしてあとタイミングも重要だと感じます。
子供は遊ぶのが大好きだからとにかく遊ぶ。
好きな遊びならなおさらハマってどんどん遊ぶ!
集中して遊んでいるときに、突然親から「~しなさい~!」なんて言われるとどう感じるでしょうか?
それこそ「なんだよーせっかく遊んでいるのに、楽しいところなのにー」なんて言葉では言えないまでも、内心感じているかもしれません。
だって考えてみたらそうですよね??
自分の好きなことをやっていて、楽しくしているときに
突然、やめろー!はいはいおしまいでーす!なんて言う人間がいたら、それはむかつきませんか?!
誰でもそうですよね、子供だけではないんですよ。
だから言うタイミングってのも大切なような気がするのです。
- お願い系で伝える
- 遊びがひと段落するのを待つ
伝え方とタイミングに問題があるのではないか?と話しました。
では、そこを改めてみたら良さそうですよね。
伝え方であれば、命令口調だったのを、お願いするような言い方にしてみる。
~しなさい!⇒~してほしいな!~してくれないかな。
こう言いかえるだけでも子供の反応は変わってきますよ。
それまで、面倒くさそうな反応をしていた子供は、あまり抵抗なく聞いてくれるようになります。
- ~してほしいな
- ~してくれたら嬉しいな
そう言うと、はーいと返事。
意外なまでに良い返事。
そして遊んでいるタイミングではすぐに言いません。
その代わりにこう言います。
「いま遊んでるんだもんね。そのお遊び、もうちょっとやってからお片付けしてほしいな?」
こう言うとわりとスムーズに動いてくれます。
遊んでいるところ「いきなりやれ!」と命令しても無駄なだけですが一度、声をかけておいて、その後で目的のことをやってもらうようにする。
一段二段踏んでからやってもらうのです。
いきなりだと子供も気持ちの切り替えが難しいときがあるようです。
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まとめ
言い方はお願い系にするだけでも子供の反応は変わってくるし、言うタイミングは、子供の遊びがひと段落してからにする。
これだけでも全く子供の反応は変わってくるんです。
何でもそうですが、何かうまくいなかいことがあれば何かを変えてみる。
何かに問題があるから、うまくいかない。
子供が言うことを聞いてくれない、という問題にぶち当たれば何かがおかしいんだなと考える。
そこで気が付くのは
- 伝え方だったり
- 言うタイミング
だとわかったのです。
それで変えてやってみるとそれまでと反応も変わる。
そうするとやってみたことが良かったのかな?なんて風に思う。
子育てはこの繰り返しのような気がします。
親だって子育ては初めてなんだし、わからないことだらけなのです。
だからこそ、いつも考えてどう改善してみたら良いかな?
どうやったら変わるかな?と解決策を探る。
反応が良いのか?悪いのか?が段々とでも分かるようになってきたのです。
そしてこれが正しい!というものは子育てにはないのだと思います。
今回の「言うことを聞いてくれない」と言うことに対して僕は「伝え方とタイミング」を変えてみて子供の反応が変わりましたが、これが必ずしも正しいということもないのです。
同じことをやってそのようになる人もいればならない人もいる。
そうならなければ別のことを試してみる。
ただそれだけです。
だからまず、子供が言うことを聞いてくれないというのであれば、今回のことを参考にされてみてはいかがでしょうか?
子供も大人も、ほとんど指示されたことに対して何のためにやるか認識しています。
ただ、命令口調で言われたら、予想以上に反発したくなる。(ママが怖いパパは除く)
なので、子供や大人に願いごとをする場合には
「~しなさい」といった命令口調じゃなく
「~できます?」といった問い掛けやお願い口調の方が聞いてくれるのです。
指示通りに行動する方が手間がかからない場合もありますが、自分の子供には思考して行動する子に成長して欲しいなと思ったのです。

だいずでした。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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