子供に対してママさんが必要以上に怒らないことで子供の笑顔が増えると、イライラする回数も減っていきます。
でも、日常生活の中では怒らないといけない場面も出てくるでしょう。
そこで今回は子供さんに「ママ怒らないで」と言われないためにママさんが気を付ける要点をまとめてみました。
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ママ怒らないで!と言われないためのコツ10個!
その1 気持ちを落ち着かせる時間を作る
ママ怒らないでと言われないためのコツは色々ありますが、まず、怒らないようにするためには、一度気持ちを落ち着かせるための時間を作ってください。
具体的にどうすれば良いかというと怒りを自身で感じた時に頭で1、2、3と数えると良いです。
この方法をストップシンキングと言います。
その2 その場を離れ冷静さを取り戻す
イライラしてしまった際は、一度その場から離れる事で怒りを抑えると良いです。
1時間も2時間もその場から離れる必要はなくトイレに行って10秒くらい子供さんから離れる形がおすすめです。
この事をタイムシフトと言います。
その3 きっと何か理由があるはずと考えてみる
イライラしている時に唱える呪文のようなものを知っておくとイライラが少し収まるかもしれません。
おすすめの呪文は
「何か理由があるかもしれない」という言葉です。
そうするとイライラした気持ちから、どんな理由があるのかを予測する思考にシフトチェンジする事ができます。
もし、ママさん自身がしょうがないかという言葉を使う事で普段イライラしないようにしているのであれば、イライラした際に唱える呪文は、それでも構いません。
この方法をコーピングマントラと言います。
その4 怒りたい原因より子供の良いところに目を向ける
イライラの原因を追及せず、子供の良いところを考えるのがポジティブフォーカスです。
誕生日に子供が手紙をくれた、こないだ家事を手伝ってくれたなど子供に対して嬉しい気持ちになった時の事を思い出すと良いです。
嬉しい気持ちになった時の事をノートに書いておいてイライラした時に見れるようにしておくと便利です。
トイレなどに赤ちゃんの頃の写真を飾っておくとトイレに行けばすぐに視界に入り、イライラを収める事ができます。
その5 感情的に怒る前に自分ならどう感じるのかを考える
感情的に怒ってしまいそうになった場合は、一度子供の立場になって自分が逆の立場だったらどう思うのか考えてみると良いかもしれません。
この事をクロスポジションと言います。
その6 子育ての悩みを相談できる理解者
普段から子育ての悩みなどを聞いてくれるキープメンターを見つけておくと日頃のイライラを軽減する事ができます。
もし身近にキープメンターがいない場合は、子育て支援センターに行ってみたり、インターネット上に存在している子育てサークル支援などを利用してみると良いかもしれません。
日記を書いていたり、ブログを書いている場合は、毎日投稿するだけで気持ちがスッキリします。
その7 怒りたくなった時には気分を変える
イライラが収まらなくて困っているという方も多いと思います。
そんな時は、思い切り気分を変えて、夜中に一人ぼっちでドライブに出かけたりすると気分がスッキリします。
この事をリロケーションアイと言います。
その8 怒ったときに口にしてしまうセリフを禁止する
いつも怒る時に大きな声を出したり、何度言ったら分かるの?と言わないなど事前に自分ルールを決めておくとついいつも通り怒ると言ってしまう言葉を言いそうになった時に我慢する事ができます。
この事をアクトカームと言います。
その9 他の子と違うのは当たり前と考え直す
お友達の△△ちゃんはできているのに何故うちの子は出来ないんだろうと思ってしまいイライラしてしまうかもしれませんが、他の子とうちの子は、違っていて当たり前と思う事でイライラを抑える事ができます。
この事をリフレームと言います。
その10 怒りのもとの感情を見直す
基本的に人がイライラしてしまう際は、心配など様々な事がきっかけです。
例えば、息子の帰りが遅いと思い始めた際は、心配という感情がありますが、いくら待っても帰ってこないとイライラしてしまいます。
この場合、怒りのもとの感情は、心配という気持ちです。
イライラしてしまった際は、もとの感情である心配という気持ちを思い出すようにすると良いです。
この事をファーストファクターと言います。
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ママ怒らないでと言われないコツを1つ使えばいい
1つ使い続けるだけで効果があり
今回お話しした怒らないスキルは、時と場合によって使い分けなければならないという訳ではなく、自分自身で気に入っているというスキルだけまずは習得すると良いです。
そのスキルを習得できるようになったら次のスキルを習得できるようにするという形にすると良いかと思います。
子供は親の言うことを聞くのが当たり前?
子供は親の言う事を聞くものという考えをなくす事でイライラを抑える事ができます。
子供には、ほとんど自分の気持ちが伝わっていないと最初から考えている事で気持ちを楽にする事ができます。
子供のために怒るべき時もある
ここまで様々な怒らない方法についてお話ししてきましたが、悪い事をしてしまった際には、親として心底子供に対して怒らなければなりません。
そのため、全く怒ってはいけないという訳ではないです。
例えば
- 高いところに登って危険を感じた時
- 急に道路に飛び出した、あるいは飛び出しそうになった
- 他の子供さんの物を取り上げた
- 他の子供さんに暴力をふるった
など、自分の子供、あるいは他の子供さんに危険が及ぶことをした時には、子供さんの目を見てしっかりと怒らなければいけません。
感情で怒りを相手にぶつけていない?
子供が本当に悪い事をしたから怒るというのがほとんどかもしれませんが、一部のママさんは、子供の事を思って怒ったというよりは、怒りを子供にぶつけてスッキリしたいという自己満足である場合がほとんどです。
そのため、自らの怒りをコントロールするスキルを身につける事で子供に怒りをぶつけてスッキリしたいという気持ちが薄れてきます。
コントロールする事ができると本当に子供に怒らなければならない時も、感情的にならずに済みます。
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ママ怒らないでと言われるのは悲しい
どんな時に怒ってしまうのか?
子供によってどんな時に怒ってしまうのかは変わってきますが、2人目の子供が生まれた事がきっかけになる場合もあります。
1人目の子供が、あまり構って貰えなくなったとヤキモチを焼くようになり、どうしたら良いのか分からなくなった事から怒ってしまったり。
世話をしたいという気持ちの強さから、1人目の子供が、2人目の子供を抱っこしようとしたりする事があり危険なので、強めに怒ってしまうママさんが一定数いるようです。
その他にも
- 食べるスピードが遅い
- 食事をする際に肘をついたり、膝をたてたりするのでお行儀が悪い
と注意したりするママさんもいます。
2人目の子供ができてから、1人目の子供に対する心の余裕がなくなり、1人目の子供に強めに怒ってしまい、「ママ怒らないで」と言われる事が多いようです。
保育園などに行くために支度をする際も、この服がヤダと言いなかなか着てくれないためイライラしてしまうママさんがいます。
イライラしないために前の日に明日着る服を子供に選んでもらう工夫をしているそうです。
外出先では、売り物をなんでもかんでも触ってしまったり、広いデパートなどで走り出したりすると危険な事から怒ってしまうママさんが多いです。
その場で怒ると一度は収まりますがすぐに走り出してしまいますので困っているママさんもいるかもしれません。
自分の感情をコントロール
様々な工夫をする事で、子供さんの行動が変える事ができますが、イライラしないようにある程度ママさん自身も感情をコントロールしなければなりません。
怒らないコツを自宅で実践してもお子さんが変わらなかったり、自身のイライラをコントロールできない時は、専門家の力を借りてペアレントトレーニングを受講してみるのもアリです。
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まとめ
子供の笑顔が増えると心も落ち着くことが多いですね。
全員がそうという訳ではありませんが基本的に人は
- 自分なりのルールや価値観
- 思い込みや期待、思考
などがあるため、それに近い状態であれば受け入れることができますが、全く違う事態が起こると対応することができずイライラしてしまいます。
そのため自分なりのルール、価値観、思い込みなど子供に合わせて変更する必要があります。
子供に対してママさん自身が必要以上に怒らないことで子供の笑顔が増えたりするので自然とイライラする回数も減っていきます。
仮に自分なりのルール、価値観などを変更したとしてもその時の気分によって対応できないこともあるかもしれません。
でも、できるだけ対応できるようにしてください。
子供は自分の思う通りに動かないという事を理解した上で、ママ怒らないでと言われないようにするコツをしっかりと実践してみる事をおすすめします。

まりんでした。
最後までお読みいただいてありがとうございます。
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