家族が快適に生活できるようにと家事や子育てをしている妻から見れば、自分は家族のために稼いでいると思っている夫に対して、腹が立つのももっともです。共働きをしている妻ならなおさらですね。家事をしない夫の理由と
どうすれば夫が家事をしてくれるようになるのかを考えていきたいと思います。
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夫が家事をしない6つの理由
疲れている
仕事から疲れて帰ってきているため家事をしないという夫がほとんどかと思います。
一人暮らしだったら上記のような状態でも家事をするのかというと疲れが溜まっていて洗濯や片付けができません。
仕事内容が肉体を使うものだったり、責任が重い仕事をしている場合は、家事をする余裕がないのかも知れません。
家事は女の仕事だと感じている(そういう時代に生まれた)
年代にもよりますが、女性は家にいて家庭を守らなければならないという考えを持っている男性もいます。
子供時代にそういう家庭だった場合は、尚更そういった思いが強いです。
このような考えを持っていると共働きで働いていたとしても、基本的に女性は家事と育児をしっかりと行った上で余裕ができた場合のみ少し働く感じで良いと思われている可能性が高いです。
いつか家事をしてくれるはずと期待をして待っていたとしても、そういった考えを夫が持ってるうちは、家事をやってくれる日はなかなか来ない基本的に家事に対してやる気があっても家事に関するスキルがなければ何もできません。
現在の40代50代の方は、学校の授業で家庭科を習った事がない方が多いため、家事をするといってもどうしたら良いのか分からないという方が多いです。
家事が分からない事から妻の様子を見て覚えるのもほぼ不可能に近いです。
どうせ家事をやったってできないしと思ってやっていないのかも知れません。
家事の優先順位が低い
『家事は労働ではない』と考えている男性です。
労働とは収入ややりがいが得られるものであり、家事は収入につながらない。
稼いでこそ労働の価値だと思っている夫が現実に存在します。
『収入ややりがいが高ければ、それが労働の価値である』ということになります。
基本的に家事をやっても、仕事で成績が良かった時みたいに褒めてもらえる訳ではありません。
夫婦で気持ちよく生活するために必要なのはお金!
という考えなので家事の優先順位が低いのではないかと思います。
気にならない
家事を大まかに分類すると食事の支度、掃除、洗濯ですね?
- 家が不衛生で片付いていなくてもいい
- 下着などがあまり洗濯されていなくてもいい
- 食事が手作りじゃなくてもいい
という事に関して気にならない男性は、家事を自らやる気にならないのかも知れません。
やっても文句を言われる
過去に休みの日などで家事を手伝ったけど、文句を言われた事があった。
そんな事がきっかけでやらなくなったという男性は結構多いです。
良かれと思ってやったのに怒られるならもうやりたくないと思いやらなくなったのかも知れません。
家事をやってくれた場合は、完璧にできていなくても
- 家事できてすごいね!
- ありがとう!
と伝えてあげると継続的に家事をやってくれる可能性が高くなるため、実践してみましょう。
一度でもやってくれた家事に対して怒ってしまうと家事をしてくれなくなるため、最初から家事をしてくれたら褒める、お礼を言う事を忘れないようにしましょう。
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家事をしない夫に妻がイライラする4つの理由
家事にはONとOFFがないから
仕事の場合は、休みが定期的にありますが、家事の場合は、外食をして1食分作らなくて良くなっても何かしらの家事を毎日しなければなりません。
そういった事からイライラしてしまう事を夫に言ってみると良いかと思います。
仕事でもON、自宅でもONだから
共働きで妻が仕事をしていると、家事をOFFにできますが、仕事から帰ってくると家事をONにしなければならないです。
常にONの状態が続いている事から、イライラしてしまいます。
妻が仕事を終えて家でゆっくりしている夫を見て、イライラしているという事を気付かなかない夫が多いですからね。
状況の変化に夫がついてきていない
結婚したばかりの時は、夫のために家事を完璧にしてあげたいと思っている妻は多いかと思いますが。
でも
- 働き始めた
- 子供が生まれた
家庭の状況が変化し、夫のために完璧に家事をしてあげる余裕はありません。
そういった変化に夫がついてきていない事からイライラしてしまう事もありますよね。
妻だけが家事や育児の負担が大きい
共働きなら夫婦で分担したい家事や育児ですが、妻の方では自分ばかりが家事をしていると思うとストレスを感じます。
夫が家事や育児をしていて、途中で投げ出されたりすると余計にイライラしますよね。
しかも、夫が自分のこともろくにしないとなると、まさにイライラは爆発寸前になってしまうことでしょう。
夫が妻の気持ちに気づいてくれない
夫が自分のイライラしている気持ちに気づいてくれないと、妻は寂しくなったりしてイライラしてしまいます。
夫に家事や育児の大変さを
- 分かって欲しい
- 理解して欲しい
- 察して欲しい
- なぐさめて欲しい
と思えば思うほどイライラは強くなってしまいます。
ほとんどの夫は気づかないので、妻側から思っていることを言う必要があります。
言葉にすれば、あっさりと理解してくれるものです。
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家事をしない夫への効果的な対処法4つ
家事をして欲しい気持ちをはっきり伝える
ほとんどの方は、夫がいつか家事を手伝ってくれると思っています。
しかし、先ほども説明したように様々な理由で夫は家事を行う気が基本的にはありません。
そのため、自ら気づいて家事をしてくれる可能性はないと思った方が無難です。
家事をしてほしいという気持ちを正直に理由を添えて伝えてみると良いかと思います。
もし、正直に伝えるのが怖いという場合は、まだパートに慣れてなくて家事に手を回す余裕がないからパートを辞めた方が良いかなと聞いてみるとかでも良いと思います。
そうする事で夫は
- 家事を手伝うからパートを続けてほしい
- 家事に手が回らないならパートを辞めた方が良い
と言われるかのどちらかだと思いますのでその返答次第では、パートを辞めても良いと思います。
簡単な家事から頼んでみる
家事といっても簡単なものから難しいものまで様々なものがあります。
いきなり食事を作ってというと難易度が高くなりますが、朝、仕事に行くついでにゴミ捨てを頼むなど簡単な事からお願いしてみると良いです。
簡単な家事をしていくうちに自分にも家事ができるんじゃないかと自信を持つ事ができ、さらに難しい家事をやってくれるかもしれません。
家事をしてくれたら感謝する、褒める
夫が家事を手伝ってくれた結果が良くても悪くても基本的には感謝して褒めてあげると良いです。
そうする事で、次頼まれても家事はしないと思っていた夫も面倒臭いと思いながらも家事をしてくれるようになります。
すぐに毎日家事をしてくれる訳ではないかも知れません
家事の表を作って分担制にする
ある程度家事を夫が手伝ってくれるようになったら家事の分担表などを作ってみると良いです。
分かりやすく表にする事で自分がやるべき家事を、夫が認識する事ができます。
夫の仕事が大変な場合は、やるべき家事の数を少なめにしてあげた方が揉めずに済みます。
一方的に家事の分担内容を決めるのではなく、しっかりと話し合って決める事をおすすめします。
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家事をしない夫とする夫の違い!原因は妻にもあるかも?
家事をする夫の考え
- 元々自分の父親が料理をしていた
- 一人暮らしの期間が長くて家事をするのが当たり前
こういう男性は積極的に家事をする事に抵抗がないです。
何もしていないのが申し訳ないし、自分も手伝った方が早いからという考えです。
料理が趣味とか、掃除が好きな男性もいます。
逆に考えると上記のような考えを持っていない夫には家事をさせるのは不可能に近いかも知れません。
家事をしない夫の考え
- 母親が全部家事をしていた
- 父親が全く家事をしない
- 一人暮らしをした事がない
- 家事は仕事より楽だと思っている
という考えです。
残念ながら多くの夫が上記のような考えです。
子どもの頃の育った環境がきっかけでこのような考えとなったため、なかなか改善するのは難しいかと思います。
夫が家事をしないのは妻にも原因が?
夫と同じように妻も育った環境が原因で、女は家事をしなければならないと思い、自然と家事を一人でこなしているという場合があります。
そういった事から、家事は女がするものという考えが夫婦で一致しています。
妻側からはそんな普段の生活に疲れも出てくるでしょう。
疲れがたまって、最後にはイライラが募ってくるのは目に見えています。
夫ばかりではなく妻にも原因がある事を覚えておきましょう。
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妻の家事負担を減らすには
根気よく夫を育てる
基本的に家事をしない夫は、家事ができない人と思った方がいいです。
夫にとっては手伝ってあげているという認識なので、指示をしたりせずお願いすというスタンスをとるのが早道です。
夫に自分と同じレベルを求めていると不満でしかならないので、優しく一から教えてあげてください。
こんな事もできないのと思わず、問題なく一人でできたらたくさん褒めてあげるのがおすすめです。
夫は家事や育児をしているつもりでも、妻にとっては役に立っていないかも知れませんね。
最初から大きな期待は禁物です。
根気よく教えると覚えてくれるので頑張りましょう。
子どもの教育と考えるといいかも知れませんね。
時短家電などをおねだりする
実際に家事をお願いしてあまりにも何もできないような旦那様には、掃除ロボットや簡単に調理できる家電をねだってみると良いかもしれません。
家事計画表を見せながら、やらなければならない家事が多いから、時間が足りなくて困っていることを伝えましょう。
全ての家事をこなすために時短家電が欲しいとお願いします。
旦那さまに新しい家電を使い家事をしてほしいときは、夫婦で買い物に出かけるのがいいでしょう。
男性のほとんどが、新しい家電を使いたくなります。
自分で選んだ道具を使える嬉しさから、自然と旦那様が家事をしてくれるようになるかもしれません。
家事を完璧にしようと思わない
結婚したばかりの頃は専業主婦だったり、子供がいなかった事から家事を完璧にしたいと思っていたかもしれませんね?
でも、共働きなどで状況が変わった場合は、完璧に家事をこなす必要はありません。
夫婦のどちらかできる方ができる時にやるということを考えるのも、解決策として話し合ってください。
経済的に余裕があるのであれば、家事を手伝ってくれる家事代行サービスを有料で呼ぶのもアリです。
自分だけが頑張ろうとするといつかは疲弊してしまいます。
上手に手抜きすることも考えてくださいね。
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まとめ
夫には、家事や子育ても外での仕事と同じだけ重要なのだと気づく義務があります。
家事という無償の労働があるからこそ、会社での有償労働を無事に行えるという事を理解しなければいけません。
掃除も洗濯も料理も子育ても、誰かがやらなければ快適な生活はできません。
自分もするのか、それとも妻だけがするのか。
夫に考える能力があれば、妻だけに押しつけるのは恥ずかしいことだと理解できるはずです。
金銭が発生してもしなくても「家族のため」という家事や子育てには価値がある。
夫がこの事実に気づきさえすれば、やりがいも見出せるようになるはずなのです。
気づけない夫とは家族関係を円滑にするという目的が果たせるはずもないわけです。
キツイことを言うようですが
- 相談にものってくれない
- 理解もできない
- 家事や子育ては女の努めだ
という態度の夫とは早く見切りをつけた方がいいのです。
家族関係は、仕事はもちろん人生にも影響が及びます。
まだまだ、イクメンと呼べない男性が存在しているようです。
家事分担は家庭円満の最重要課題なのだと、男性には知っていただきたいと思います。

まりんでした。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
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